エイト・デイズ・ア・ウィーク
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エイト・デイズ・ア・ウィーク(Eight Days A Week)は、ビートルズの曲。ジョン・レノンとポール・マッカートニーによる作品。
曲のタイトルの由来は、当時多忙を極めていたグループの実情をリンゴ・スターが「週に8日も仕事だなんて・・・」と嘆いていたのがきっかけだとポールが語っている。 元々は彼らの2作目の映画 "Eight Arms To Hold you"(仮題。後に"Help!"となる。)の主題歌として作られた。
1964年12月4日に発売された4枚目のアルバム『ビートルズ・フォー・セール』に収録。アメリカではシングル・カット(B面は「パーティーはそのままに」)された。ビルボード(Billboard)誌では、1965年3月13日に週間ランキング第1位を獲得。2週間連続第1位となった。ビルボード誌1965年年間ランキングは第36位。ポールはイントロとエンディングでベースによる三連符弾きをしている。イントロは「アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー」と同じようにフェイド・インで始まる(エイト・デイズ・ア・ウィークの方がアイ・ウォント・トゥ・テル・ユーよりも先に発売されている)。
ジェネシスのキーボーディスト、トニー・バンクスはこの曲を聴いて衝撃を受け、クラシックからロックに転向したことを明言している。