アルカディモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
アルカディモンはバンダイのモンスター育成玩具「デジタルモンスター」シリーズに登場する架空の生命体・デジタルモンスターの一種。当初は同作品を原作に置いた漫画作品デジモンアドベンチャーVテイマー01のオリジナルキャラクターだったが、後に公式設定の上でのデジタルモンスターの一種として正式に加えられた。
目次 |
[編集] 概要
デジモンアドベンチャーVテイマー01で初登場。物語の重大な鍵である超究極体であった。名前の由来は理想境としての意味のアルカディアから。当初は漫画のオリジナルキャラクターだったが、後にデジタルモンスターとしての公式設定が作られ、カードゲームのスターター8でバンダイ側から公式なイラストも製作され、玩具ディースキャナVER.2にも登場した。ただし設定がそれなりに特殊なため、今後他のメディアで登場するかどうかは不明。
[編集] 種族としてのアルカディモン
強大な力と邪悪さを持ち、敵のエネルギーを吸収して強くなる。存在その物が封印されていたデジモンであり、七大魔王デーモンが復活させようとしている超究極体とはこのアルカディモンの事ではないかと言われている。
[編集] 基本データ
[編集] アルカディモン幼年期
背中から生える爪付きの腕の様なものを突き刺し敵からエネルギーを吸収する。
- 世代/幼年期
- タイプ/不明
- 属性/ウィルス
- 必殺技・通常技/不明
[編集] アルカディモン成長期
腕の鎌で相手を突き刺し、エネルギーを吸収する。
- 世代/成長期
- タイプ/妖獣型
- 属性/ウィルス
- 必殺技/イレイズシックル
- 通常技/ソウルアブソープション
[編集] アルカディモン成熟期
腕から生える複数の触手で相手を突き刺しエネルギーを吸収する。
- 世代/成熟期
- タイプ/妖獣型
- 属性/ウィルス
- 必殺技/プリズンフィスト
- 通常技/スナッチウィップ
[編集] アルカディモン完全体
羽が大きく発達し、相手を0と1に分解した後に胸から丸ごと相手を吸収する。
- 世代/完全体
- タイプ/妖獣型
- 属性/ウィルス
- 必殺技/フリーズテンタクルス
- 通常技/ドットマトリクス
[編集] アルカディモン究極体
- 世代/究極体
- タイプ/妖獣型
- 属性/ウィルス
- 必殺技/ドットマトリクス
- 通常技/イグザイルスピア
ドットマトリクスは胸から物体やエネルギーを0と1に分解してしまうエネルギー波を放ち、吸収してしまう技。 このエネルギー波は不可視であり、モーションも無いので回避はほぼ不可能である。
[編集] アルカディモン超究極体
世界の生態系のバランスを崩すほどの能力を持つという超究極体。デジモンアドベンチャーVテイマー01においてはデジメンタルの使用により進化したが、アルカディモンにはデジメンタルを使用しなくともこの姿になれる素質はあるらしい。
- 世代/超究極体
- タイプ/妖獣型
- 属性/ウィルス
- 必殺技/ゴッドマトリックス
- 通常技/ディストピアランシーズ
ゴッドマトリックスはドットマトリクスの強化版であり、出力は大幅に上昇し、さらに技を使う際のエネルギーすら必要としない。
[編集] 亜種・関連種・その他
- ネオデビモン
- カリスモン
- パニモン
- リュカモン
- ヘルムモン
- デーモン
[編集] 登場人物としてのアルカディモン
- デジモンアドベンチャーVテイマー01
- デジモンアドベンチャーVテイマー01でデーモンが復活させ、テイマー彩羽ネオが操るデジモンとして登場。名付け親はネオで、幼年期から超究極体にかけて呼称に変化が無い事から、種族名であると同時に固有名である可能性がある。「成長過程においてもすべてのモンスターの常識を越える」との言葉通り、成長期の時点で究極体とも渡り合える強さを持ち、セラフィモンのエクスキャリバーを素の腕で受け止めるなど、常識外の強さを誇る。幼年期の時にピエモンのエネルギーを吸収して成長期へ進化、さらにフルパワーのレオとセラフィモンのエネルギーの一部を吸収して成熟期、セラフィモンの力を吸収して完全体、デーモンを丸ごと吸収する事で究極体へと進化していった。そしてネオによるデジメンタルの使用により、超究極体へと進化してしまう。
