アバンテ2001
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アバンテ2001（アバンテにせんいち・にーまるまるいち）は、田宮模型（現・タミヤ）から発売された電動ラジオコントロールカー（ラジコン）。
1990年6月19日発売 キット価格は26,800円。
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[編集] 概要
アバンテの設計を基本として当時のタミヤの純レース仕様車イグレスのシャーシをデチューンしたモデルでコロコロコミックスペシャルで掲載されていた「燃えろ!アバンテ兄弟」に登場したモデルをキット化した物。
イグレスではカーボンファイバー製のシャーシであったが、同じ形状のままFRPに材質を変更し、ダンパーも金属製の物からプラスチック製に、ステアリング機構の軸受もボールベアリングからプレーンメタルへと、それぞれ材質変更が行われた。
駆動のメカニズムは初代アバンテと同じく、前後にプラネタリーデフ、センターにボールスラスト式のデフを内蔵する。またイグレスと同様に、駆動系統の軸受には全てボールベアリングを使用している。
モーターは現在でも手軽なチューニングで人気のあるマブチRS-540スポーツチューンモーターを装備。このモデルがタミヤ製の電動RCカーとして、初めてこのモーターを装備したモデルである。
ボディは「アバンテ」をリファインしたデザインでノーズ部分をより細く、コクピット後ろ側は曲面を多用してまとめている。
リヤウイングは大型化とともにマウント部分を簡略化しているが、翼端板のデザインはアバンテの物に倣っている。
ホイールは、アバンテ同様にカムロック方式で色は白に変更されている。
[編集] メカニズム
- シャーシ：FRP製ダブルデッキ構造
- サスペンション：ダブルウィッシュボーン独立懸架、R/マルチリンク独立懸架・F/R共にキャンバー調整可能、コイルオーバー･オイルダンパーをそれぞれに搭載
- タイヤ･ホイール：F/R共に同サイズのスタッドスパイクタイヤを装備、ホイールはカムロックアダプター介在固定式
- 原動機：電気直流モーター、マブチ製RS-540スポーツチューン
- 駆動形式：モーターインラインマウンティング（縦置き）・シャフト駆動式四輪駆動
- ボディ：ポリカーボネート製、ドライバーフイギュア内蔵型
[編集] 車名の由来
アバンテ2001の「2001」は新世紀を標榜するマシンという意味でつけられた。
[編集] 備考
弟分であるレーサーミニ四駆 アバンテ2001Jr.が2001年を記念して再販された。
