めっちゃキャン
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めっちゃキャンは、原作:九十九森、作画:国広あづさによる漫画作品。秋田書店が発行する月刊少年チャンピオンによって連載された。全4巻。
目次 |
[編集] 概要
築地を舞台に、老舗卸売業者である「一心」の娘であり、この作品の主人公である天海いちごを始めとするキャラクター達によって進められる魚河岸料理コミックである。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
[編集] 一心
- 天海いちご(あまみ いちご)
- 本編の主人公で、14歳で自称・老舗卸売業者「一心」の十代目。匂いだけで魚や料理の良し悪しがわかる「鼻利き」という特技を持っており、昔「嗅ぐや姫」と呼ばれていた大女将である祖母譲りのもののようだ。だが午前2時ぐらいから朝方にかけてが一番忙しい家業を手伝っているため、本業である学校では遅刻・授業中の居眠りは日常茶飯事のことのようだ。ちなみに名前の「いちご」の由来は苺ではなく、「一期一会」の一期から来ているらしい。
- 本編の題名にもなっている「めちゃキャン」とは彼女の「めちゃめちゃお俠」な性格を略したものである。
- 磯崎哲治(いそさき てつじ)
- 元・暴走族の特攻隊長だが、今は「一心」の従業員で天海いちごの舎弟。機械いじりが得意で、よくターレットを改造して公道を走っている。しかし、当然ながらターレットで公道を走ることは違法であり、パトカーと追いかけっこをすることもある。3度目の挑戦でふぐ調理師免許を取得。昭和63年生まれ。
- 天海一(あまみ はじめ)
- 「一心」の九代目で、いちごの父親である。また娘であるいちごからは「おとん」と呼ばれている。
- 天海君恵(あまみ きみえ)
- いちごの母親で事務会計を担当している。
[編集] 鮨 桜井
- 桜井淳(さくらい じゅん)
- 江戸前寿司屋である「鮨 桜井」の主人の息子であり、いちごと同じクラス。
[編集] その他
- 綾小路綾子(あやのこうじ あやこ)
- 辛口で有名なグルメ評論家で、酷評に耐え切れず店をたたんだ人は多いが、綾小路に認められた場合は売り上げが10倍近くになったりする。そのため1年で自社ビルを建てた店もあるらしい。
- メアリー
- いちごのクラスに転校してきたイギリス生まれの帰国子女であり、自己紹介のときにクラスの人から「お人形さんみたい」と言われるが、ワザとであるが人から嫌われるような態度をとる。しかしそれは6歳のときに両親が離婚し、まだ幼かった妹と弟は日本人である母親に、メアリーだけ父親に引き取られ、さらにその父親は貿易商の仕事をしているために転勤が多く、その度に転校を余儀なくされ、親しくなればなるほど辛くなる別れを回避するためである。この事実は常に目メアリーの傍にいる変な日本語を喋る執事のレオンが喋ったものである。
[編集] 外部リンク
- めっちゃキャン(オフィシャルサイト)
[編集] 単行本
- 2006年8月8日発売 ISBN 4-253-21201-8
- 2006年12月8日発売 ISBN 4-253-21202-6
- 2007年4月6日発売 ISBN 4-253-21203-4
- 2007年7月6日発売 ISBN 4-253-21204-2