ノート:ちゃんこ鍋
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[編集] 「ちゃんこ」と「ちゃんこ鍋」
【ちゃんこ鍋】
日本で、相撲というと、国技の二字に繋 ( つな ) がる。そして、見
るからに食欲をそそるちゃんこ 鍋が頭に浮かぶ。
ーー 複数の 語源説 ーー
ちゃんこ鍋の語源について、いくつかの説がある。 ( 其の一) : 「 ちゃん公」説 相撲料理のことを「ちゃんこ」というのは、昔、相撲部屋の料理人を、 年配の古参力士が つとめたところから、" お父っちゃん" というような 意味で、 「 ちゃん公 」と呼んだ のが始まりだという。 ( 其の二) : 「ちゃん子」 説 上述と同じく、" お父っちゃん " を原点としているが、「ちゃんこ」は、「 ちゃん公」 ではなく、「ちゃん子」であるという。つまり「ちゃん」 は料理を作る お父っちゃん のことだが、「こ」は料理を頂く若手相撲取のことで、古参力士とは親子のような関係にある ことから、「ちゃん子」なる 俗称が生まれたという。云うなれば、親子鍋のような意味で 「ちゃんこ」鍋という呼称が生まれたのだというのである。 ( 其の三 ) : 「チャンポン」説 この説は、昔、長崎で流行った雑煮の中華鍋から来たもので、「ちゃん」は チャンポン の チャン、「こ」は鍋の漢語発音で 、本来、チャン鍋と呼ばれていたのが「ちゃんこ」 に変身したものだという。
ーー 「チャンポン」とは何か ーー
チャンポン という古い言葉は、 「ウイスキー と 日本酒 を ちゃんぽんにして飲んだら 悪酔いするよ」とよく云うように、いまでもよく使はれている。 広辞林や広辞苑で、「チャンポン」の字義 を見てみると、元が「X 烹」という 中華の料理 名で、ローマ字音で「中国 chan pe^ng」 という併音(ピンイン) まで付いている。中身は、 肉や野菜などを あれこれ ごちゃ混ぜにして煮た料理であると解説している。 「chan 」の漢字は、広辞林、或は、広辞苑の「チャンポン」項を見れば分かるように、筆画 二十以上ある難字で、その複雑な字画が表す如く、漢語で「ごった混ぜ」を意味してる。 「pe^ng = 烹」は「 煮る」という意味であるのは周知の通りである。 従い、「chang pe^ng = チャンポン」とは、ごちゃまぜにして煮た料理であるという ことが分かる。
ーー 「ちゃんこ鍋」の特徴 ーー
辞典に記載されている、「ちゃんこなべ」の項を見てみると、 ーー すもう取りの独特な料理。魚・肉・野菜 を材料とし てごった煮にしたもの。ーー と書いてある。ちゃんこ鍋 の 中身が「ちゃんぽん」料理と一致していることが これによって分かる。 上述を総合して、長崎チャンポンの鍋物から「チャン鍋」というのが生まれ、それが転じて 「ちゃんこ」になり、月日が経つうちに、いつしか 「 ちゃんこ」に鍋 という字を更にくっ付 けて呼ぶようになったものだというのが、「チャンポン説」の骨子である。 つまり、「ちゃんこ鍋」 という云い方は、鍋という字が二つ重なっていることになり、 丁度、日本語が不得手な外国人が、天丼を、「 テンドン 丼」というのによく似ている。 「ちゃんこ」の語源は、上述の通り、幾つかの説がある。 第一説の 「ちゃん公」や、第二説の 「ちゃん子」は、いかにもな奇抜な発想で、それなりに 面白味はあるが、実際の語源ではないと思はれる。 国技であり、且つ、伝統ある相撲界に於いて、古参力士を 「ちゃん公」と呼ぶことは先ずあり えないし、 また、「ちゃん子」が 父子のような関係を表すというのなら、食べ物らしく、 親子鍋というような呼称が付けられていないのもおかしい。恐らく、「ちゃん公」も 「ちゃ ん子」も、国技に関わる料理の名前だから、和風の語源にしたかった為に、作り出された語源 説だと思はれる。
具体的内容の説明まで付いて、且つ、料理の中身が一致している点で、第三説の、雑煮の中華鍋 を元とする「 長崎チャンポン説」は、良識で判断して、最も説得力があり、実際の語源だと 思われる。
- 4.46.199.208 さん、コピペじゃなくて自分の言葉で何が言いたいのか語ってくださいよ。これって、この記事がどうかしたんですか。著作権侵害とか、これを参考にとか、こぺぴの貼り逃げじゃ意味が分かりませんよ。Mishika 2004年10月27日 (水) 06:25 (UTC)
従来の記事に語源説を追加するつもりで書いたもので、統合させるべきだと思います。それとも、 「ちゃんこ鍋の語源」で別記事にした方がよいでせうか、不慣れなもんですから、出来れば適当に 手を加えて頂ければ助かります。 4.46.199.206 2004年10月28日 (木) 12:46 (UTC)
- いろんな説明があるようですが、百科事典に書いてもいいような手堅い説明というのはどれなんでしょうか。検索するとみんなデリケートに違っていますけど。Mishika 2004年10月28日 (木) 08:08 (UTC)
;「長崎チャンポン」です。雑煮を意味する漢語の「chang pe^ng」の changという難しい漢字がウエブで出せないためやや苦戦しているが。手偏に、(ク)と(日の横倒し)と(比)と(兎)を重ねて出来た、漢和辞書にも載っていない漢字ですが、広辞林に出ています。Mishika さん 一度めくって見て下さい、よい参考になります。この字を本文に載せることが出来れば、チャンポン ー チャン烹 ー チャン鍋 ー ちゃんこ ー ちゃんこ鍋に至る語源変化の経緯が一目瞭然となり、百科事典の名に恥じない記事になります。 本文でこの漢字が出せないため、説明も、断言の一歩手前で止めざるを得ない状態になっているわけで、 このままで記事にすべきかどうか、そちらで適宜判断して決めて下さい。[[4。46。199。208]]2004年10月28日 (木)08:57 (UTC)
どうやらこの記事のノートは長い間見られていないようですが、材料とかを見て考えると韓国料理の「ジョンゴル鍋」になんとなく似てますよね。微妙に音が似てます。Scorpie 2006年6月23日 (金) 02:26 (UTC)