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ある日どこかで - Wikipedia

ある日どこかで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ある日どこかで
Somewhere in Time
監督 ヤノット・シュワルツ
製作 スティーヴン・サイモン
レイ・スターク
脚本 リチャード・マシスン
出演者 クリストファー・リーヴ
ジェーン・シーモア
音楽 ジョン・バリー
撮影 イシドア・マンコフスキー
編集 ジェフ・ガーソン
配給 アメリカ合衆国の旗ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗日本ヘラルド映画
公開 アメリカ合衆国の旗1980年10月3日
日本の旗1981年1月3日
上映時間 103分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
制作費 $5,100,000
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Variety Japan
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IMDb
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ある日どこかで』(Somewhere in Time )は、1980年アメリカ映画で、SFラヴストーリー(日本公開は1981年)。ユニバーサル映画製作、カラー(モノラル)、約103分。原作者リチャード・マシスンRichard Matheson)のSF小説の映画化。

目次

[編集] 評価

アメリカでの試写段階では好評を得ていたが、実際に封切られると評論家の酷評の影響もあってか興行収入は伸び悩んだ。皮肉にも興行終了後、ケーブルテレビやビデオによって次第に支持を集め、少しずつ誠実に応援するファンが増えた。「カルト古典」映画としてコアなマニアによって好んで視聴され、25年以上経過した現在でも熱烈なファンが多い。

日本においても同様な状態で一部地域では人気を博したが、全国的なヒット作にはならなかった。『ある日どこかで』という邦題に関するデータは不明。また、日本語訳・テロップに関する情報も不明。

やはり「スーパーマン」として人気を得ていたクリストファー・リーヴの主演に対して、好みが分かれたのではないかとする意見が多い。また、簡単だが矛盾点をはらんでいる映画に対して、SFとラヴストーリーの融合に違和感を覚えた観客もいた。

007シリーズや多くの映画音楽を手がけてきたジョン・バリーの織りなす、バリエーションにとんだ甘美なテーマ曲や、ラフマニノフの『パガニーニの主題による狂詩曲Op.45・第18変奏:Andante cantabile』(通称:ラフマニノフ『パガニーニのラプソディー』)を効果的に使うなど、音楽面でも秀逸であり、映画が根強い人気を保っている一因となっている。

主役「リチャード・コリアー」を演じたクリストファー・リーヴの落馬事故・後遺症での車椅子生活、そして逝去により、彼のファンもこの映画に関心を持ち始めた。

[編集] スタッフ

[編集] キャスト



注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] ストーリー

[編集] あらすじ(前部のみ)

1972年ミルフィールド大学で脚本家志望のリチャード・コリアーの処女作上演後のパーティー会場に、成功を喜ぶ彼を会場の隅から見ている上品な老女がいた。彼女はリチャードに歩み寄り、「(私の所へ)帰ってきて(Come back to me)」と言う不思議な言葉と、1つの懐中時計を手渡し、去っていった。周りの皆は誰一人として彼女が何者なのか知っている者はいなかった。彼女はグランドホテルの自室に戻り、リチャードの書いた脚本を胸に抱いて、思い出の曲を聴きながら、その夜、静かに息を引き取った。

8年後の1980年、脚本家となったリチャードのオフィスには、彼の大好きな曲が流れていた。仕事も私生活も行き詰まっていた彼は、原稿を求めに来る編集者から逃げるように、車で旅に出た。そしてドライブの途中で通りかかったグランド・ホテルに、引き寄せられたかのように宿泊した。レストランのオープン前にふと立ち寄ったグランド・ホテル内の歴史資料室で、リチャードは、背中に熱い視線を感じた。振り返ってみるとると、そこには若く美しい女性の写真が掛かっていた。しかし名札ははずされていた。ホテルの老ボーイに尋ねると、彼女はそのホテル内の劇場で公演をした女優であることを知る。しかも1912年のものだという。

そのときからリチャードは彼女のことが頭から離れなくなり夜も寝付けなかった。そして彼女についての調査に没頭し、写真の主は1912年当時、人気のあった女優エリ-ズ・マッケナであり、1912年以降活動しなくなったことを知る。また1972年の夜に彼女が亡くなったことも知る。彼はさらに調査を進めていくが、彼女の愛読書がリチャードの哲学教師の著書である「時の流れを超えて」である事に驚き、ここで「帰ってきて」の意味を知った。そしてリチャードは「時間」という壁にぶつかってしまった。それからリチャードが取った行動は、運命の人を求めての、信じられない旅立ちだった。

[編集] 制作過程

原作者のマシスンは、バージニア州のある劇場で見かけたポスターに出ていた、20世紀初頭の女優モード・アダムズ(Maude Adams)に感動し、1975年に自分を主人公にしたSF小説Bid Time Return(原題)を発表した。実際には余り売れなかった。後に映画の脚本を書く時に若干の修正を加えており、原作とは異なる部分がある。

プロデューサーのサイモンがこの原作が気に入り、監督のシュワルツに映画化の話を持ちかけた。シュワルツは、悪くはないが古臭い感じがするので、観客が歓迎しそうなSomewhere in Timeという題名を提案した。上層部は非商業的でヒットしそうにないという見解を出し予算は半減された。しかし「それでも作りたい」という人間が集まり、完成した。

[編集] トリビア

  • 原作ではサンディエゴの「コロラド・ホテル」(『お熱いのがお好き』で有名)だったが、アンテナなどが立っていて近代的過ぎて撮影には向かなかったため、リゾート・アイランドであるミシガン州マキナック島グランド・ホテルで行われた。毎年ここでは、SITSomewhere in Timeの略)のコンベンションが開催されている。
  • リチャードが乗っていた車は、フィアットのオープン2シータ FIAT 124 SPIDER。
  • 時間旅行に関する研究者として「フィニー教授」が登場するが、マシスンがSF作家ジャック・フィニイの著書『ふりだしに戻る』(Time and Again 1970年)の影響を受けているためである。
  • 前述の通り、エリーズ・マッケナは、20世紀初頭の女優モード・アダムズに由来しており、映画の中でも"モード"と言う女優が登場する。
  • 原作者マシスンは、1912年のシーンでホテルの宿泊客役でカメオ出演している。(マシスンは『ゴッドファーザーPARTII』にも姿を見せている)
  • リチャードが振り向いて目にするエリーズの写真は、どこから見ても彼女の視線が自分を見ているように工夫して撮影された。しかも、この写真には幕が掛けられ、リチャード役のクリスも撮影まで隠されていたため、実際の撮影時に振り返ってみた瞬間に本当に初めて見たため情感のこもった演技となった。これは監督が仕組んだ演出だった。
  • 監督のヤノット・シュワルツが、「クリス」と呼ぶと2人とも返事をするため、クリストファー・プラマーを「プラマー氏(Mr. Plummer)、クリストファー・リーヴを「ビッグフット(Big Foot)」と呼んで、区別した。
  • 熱烈なファンであったビル・シェパードが呼びかけてINSITE(The International Network of Somewhere In Time Enthusiasts)というファンクラブを設立し、公式ホームページを運用している。そのサイトの中では、SITのグッズも販売している。また毎年グランド・ホテルで上映会を行っている。
  • この物語には幾つかの時間的矛盾タイムパラドックス)が含まれており、特に、物語で重要な「懐中時計」は、どこから出現したのかが不明なタイムループ状態にある。
  • リチャードが鼻歌でラプソディを唄うが、ラフマニノフが実際に発表したのは、1934年であり、エリーズは未来に発表される曲を知ることになる。
  • エリーズがどうしてリチャードは未来から来たのかを知りえたか、という点は触れられていない。
  • 不思議なほど毎年DVDがリリースされている。

[編集] 賞歴

アメリカ合衆国において

  • Saturn Award for Best Costume
  • Saturn Award for Best Music
  • Saturn Award for Best Fantasy Film
  • アカデミー賞コスチュームデザインでノミネート(コスチュームデザイナー:JAEN-PIERRE DORLEAC)

[編集] 外部リンク


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