あすなろNET
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あすなろNET（あすなろネット）は、青森銀行と青森県内の信用金庫・青森県信用組合・JAバンク青森（青森県内の農協・JA青森信連）・東北労働金庫との間のATM・CD利用手数料無料提携サービスのことである。
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[編集] 概要
[編集] 対象金融機関
なお、青森銀行以外の金融機関については、青森銀行でのみ対象となり、信用金庫キャッシュカードで信用組合ATMを利用する場合などは対象外となる。ただし別の無料提携サービス（しんきんATMゼロネットサービス等）が適用される場合がある。また、県外の信用金庫・信用組合・農協（信連）・他地域労働金庫も本サービスの対象外。
[編集] 利用時間と手数料
- 平日08:00-18:00の出金：無料
- 平日18:00-21:00の出金、土曜日・日曜日・祝日09:00-17:00の出金：105円
[編集] 対象ATM
- 上記対象金融機関が単独で設置しているATM
- 共同ATMのうち、上記対象金融機関のいずれかが幹事となるATM
なお、上記対象金融機関同士での共同ATM（例：青森銀行と青森県信用組合の共同ATM）も多数存在し、中には同じ箇所に青森銀行と相手方金融機関がそれぞれ自者幹事で隣接して共同ATMを設置している事例もある。
手数料無料の対象となるパターンは以下の通り。
- 青森銀行ATM：県内各信金・県信用・県下JA・東北労金のカード
- 県内各信金ATM：青森銀行のカード
- 県信用ATM：青森銀行のカード
- 県下各JAATM：青森銀行のカード
- 東北労金ATM：青森銀行のカード
[編集] 対象外ATM
以下のATMは、本サービスの対象外となり、下記該当金融機関以外は通常の他行（MICS）利用手数料がかかる。
- 共同ATMのうち、上記対象金融機関以外が幹事となるATM。以下に例示する。
- コンビニATM「イーネット」（あすなろNET内では青森銀行のみが参加。青森銀行は青森県内の40台を管理（2008年5月31日現在））
[編集] 備考
- サービス開始当初は、本サービスに参加していた労働金庫は青森県労働金庫であった。2003年10月1日に東北6県の労働金庫が合併して東北労働金庫となった際、他の5県の労働金庫の口座ならびに管理ATMについても本サービスの対象となり、適用が拡大された。
- 上記「函館市役所共同出張所」以外の青森銀行が他金融機関幹事による共同出張所では、ほぼすべてが「あすなろNET」提携金融機関が管理するATMとなっている。
[編集] その他
- 対象金融機関のうち、青森銀行及び八戸信用金庫には生体認証ICキャッシュカードを取り扱っており、各行庫のICキャッシュカードによる生体認証登録済みによる取引について、青銀では「掌」を、八信では「指」を、それぞれ採用しているが、方式が異なるためそれぞれの自行庫ATMでのみの利用となる。
- 入金・通帳利用取引・法人性口座のキャッシュカードによる利用はそれぞれの自行庫組合ATMのみとなる。
- 1月1日～3日、5月3日～5日は各行庫組合（一部のATM等を除く）ともATMを稼動させているが、この期間は提携ネットワーク（MICS）が休止しているため、それぞれの自行庫組合ATMでしか利用できない。ただし5月3日～5日のうちの日曜日はMICSは通常稼動するため利用できる。
[編集] 沿革
- ?年 青森銀行が青森県内の各金融機関との自動機相互利用提携：「あすなろキャッシュサービス（青森信金・北奥羽信金・津軽信金＜ここまで3金庫に付いては、合併して現在の「あおもり信金」＞、東奥信金）」・「ARキャッシュサービス（青森県労金＜現在の「東北労金」＞）」・「AKキャッシュサービス（青森県信組）」・「ふるさとキャッシュサービス（青森県内の農協・青森信連）」がそれぞれ取り扱いを開始する。それぞれ、提携開始時期が異なっていた。この頃は手数料は有料または無料かは不明である。
- 1995年5月 「あすなろキャッシュサービス」・「ARキャッシュサービス」・「AKキャッシュサービス」・「ふるさとキャッシュサービス」が統合して「あすなろNET」となり、取り扱いを開始する。
- 2002年12月2日 「あすなろNET」に八戸信金・十和田信金・下北信金が合流し、青森県内全信用金庫との提携が完了する。
- 2008年5月19日 十和田信用金庫が八戸信用金庫に合併されたことにより、提携参加金融機関数が同行を含む8金融機関（うち、信用金庫は4金庫）となる。
[編集] 店舗外ATMにおける提携金融機関名表示について
2007年10月3日以降、青森市内の一部の単独設置ATMを皮切りに、入口上部に提示されている看板を、「青森銀行」の他に「あすなろNET」提携金融機関のロゴマーク表示を最大4金融機関（ただし信用金庫については当該ATMを本拠とする信金のみ提示）まで表示させるように書き換えられている。
これは2007年10月に誕生した国内最大の金融機関：ゆうちょ銀行に対抗させることと、あすなろNETのサービスを知られていない利用者にも配慮し、提携手数料無料で利用可能であることを確認させることを目的に、利便性を高める狙いとして実施されることとした。
なお、あくまでも青森銀行単独ATMとなっており、相互相乗りである共同利用ATMのことではない。
また、八戸信用金庫でも同様に、これまでは同金庫のみを表示していた看板も、「青森銀行」の表示を追加したサインに置き換えられている（この場合でも八戸信金単独設置のATMである）。
 青森銀行単独設置の場合の表示の一例（八戸高校前出張所） |
 八戸信用金庫単独設置の場合の表示の一例（スーパーみなとや尻内店出張所） |
