G6ライノ155mm自走榴弾砲
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G6ライノ 155mm自走榴弾砲 | |
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基礎データ | |
全長 | 10.4 m |
全幅 | 3.4 m |
全高 | 3.5 m |
重量 | 47 t |
乗員数 | 6 名 (G6-52は、3名~5名) |
装甲・武装 | |
装甲 | mm |
主武装 | 155mm榴弾砲×1門(砲弾47発) |
副武装 | |
機動力 | |
速度 | |
整地速度 | 85 km/h |
不整地速度 | 30 km |
エンジン | 空冷式ディーゼルエンジン 525hp |
懸架・駆動 | 6 x 6 |
行動距離 | km |
出力重量比 | hp/t |
目次 |
[編集] 概要
本車は世界的にも珍しい装輪式自走砲(6×6)で、アームスコー社(元国営企業。現在のデネル社等)が開発した。1981年には試作型が完成し、1987年より生産が開始され43両が生産された。搭載されたG5榴弾砲は当初、世界最長の射程距離を誇っていた。南アフリカ陸軍に配備された他、1990年にはアラブ首長国連邦に、1994年にはオマーンにそれぞれ輸出されている。
[編集] 性能諸元
- 全長:10.4m
- 全幅:3.4m
- 全高:3.5m
- 重量:48 t
- エンジン:空冷ディーゼル
- 最高速度:90km/h
- 行動距離:700km
- 乗員:6名
- 兵装:45口径155mm榴弾砲1基、7.62mm機関銃もしくは12.7mm重機関銃1基
[編集] 近代化
- G6-52
- G6の改良型。52口径155mm砲を搭載した他、FCSなど全面的に改修されている。
- G6-52L
- 薬室容量を23リットルから25リットルへ増大させ、弾種によっては最大射程70kmを超える。
[編集] 関連項目
- ジェラルド・ブル博士が設立したスペースリサーチコーポレーション(SRC)設計のGC-45 155mm榴弾砲を元にアームスコー社が開発した。
- G6ライノとほぼ同時期に設計開発された、旧チェコスロバキア製の装輪式(8x8)自走榴弾砲。派生型として、スロバキアが主砲をNATO標準規格の155mm榴弾砲に換装するなどの改修を行ったズザナ 155mm自走榴弾砲が存在する。
- フランス製の装輪式自走榴弾砲。こちらはG6ライノやダナと違い、砲塔を持たずトラックに直接大砲を搭載しており、簡易型自走砲の趣が強い。
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