越前市市民バス
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越前市市民バス(えちぜんししみんバス)は、福井県越前市が運営するコミュニティバス。小学生以上1乗車100円で、運行は福井鉄道及びタクシー会社に委託している。福井弁で「乗ろうよ」を意味する「のろっさ」という愛称が付けられている。
[編集] 歴史
1990年代初め、若泉征三が当時町長を務めていた今立町(現・越前市)において町内の全居住集落を網羅する福祉バス運行構想を実現、現在の市民バスへと発展してゆく原点となっている。
- 1992年4月 今立郡今立町、福祉バス「うらら号」運行開始
- 2000年12月 武生市、福祉バス運行開始
- 2001年11月 今立町、コミュニティバス「フレンズ」として再編し試験運行
- 2002年4月 今立町、「フレンズ」本格運行開始
- 2002年10月 武生市、コミュニティバス「武生市市民バス」として再編し、武生駅を拠点に運行開始
- 2005年10月 武生市と今立町の合併により越前市が成立、名称を「越前市市民バス」に統一
- 2007年4月 越前市、市民バスの愛称を「のろっさ」とし、武生新駅への乗入開始
[編集] 路線
- 武生地区は市街中心部にある福井鉄道福武線の武生新駅及びJR西日本北陸本線の武生駅を拠点に月曜 - 土曜の市街循環2路線と週2回の郊外6路線、今立地区は同市粟田部町の今立ふれあいプラザを拠点に月曜 - 金曜の巡回3路線を運行。両地区間は接続しておらず、公共交通機関の場合は福井鉄道の一般路線バスを利用することになる。