西村利郎
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西村 利郎(にしむら としろう、1933年 - 2006年10月21日)は日本の渉外弁護士。
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[編集] 人物
日本の四大法律事務所の1つ西村あさひ法律事務所創業者である。国際法律事務を得意とする日本を代表する渉外弁護士であり、国際民事紛争を仲裁解決することに長けていた。
また、1997年より中央大学に客員教授として招かれ、国際取引法などの講義を担当し、論文も発表している。
[編集] 略歴
- 1959年:東京大学法学部第一類卒業。
- 1961年:第一東京弁護士会登録。
- 1964年:コロンビア大学ロースクール卒業(M.C.L.)。
- 1966年:西村法律事務所(後の西村あさひ法律事務所)を設立。
- 1988年:IBA(国際法曹協会)理事。
- 1996年:日中法律家交流協会副会長。
- 1997年:中央大学大学院法学研究科客員教授。日本弁護士連合会国際活動に関する協議会座長。
- 2003年:日立製作所社外取締役。
- 2004年:西村ときわ法律事務所(後の西村あさひ法律事務所)最高顧問。
[編集] 論文
- 「経済社会のグローバル化と日本の会社法」(『ジュリスト』1155号、1999年)