表面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
表面(ひょうめん)は、物体の内部と外部との境界をなす面。
[編集] 物性物理学における表面
物性物理学において、表面は固体と気体との界面である。液体と気体との界面、あるいは固体と液体との界面を指すこともある。
一般に物体の表面付近の状態は物体内部の状態と異なっている。例えば物体の表面が物体内部より高いエネルギーを持つと表面張力として観察される。このような性質を記述する表面物理学と呼ばれる分野がある。
より一般的な意味では面があるが、表面といえば、より密な側のより粗な側に向かった面を指し、表側だけがある。ただし水面のような液体と気体の界面は、表と裏の両方から接触可能である。