羽島郡

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羽島郡（はしまぐん）は、岐阜県の郡。人口46,017人、面積18.26km²、人口密度2,520人/km²。（2008年5月1日、推計人口）

以下の2町を含む。

• 笠松町（かさまつちょう）
• 岐南町（ぎなんちょう）

[編集] 沿革

• 元々は中島郡（なかじまぐん）・羽栗郡（はぐりぐん）の二郡であった。
• 明治11年（1878年）の郡区町村編制法施行の際、郡の領域はそのままであったが、両郡合同の郡役所が羽島郡笠松町に置かれた。
• 明治29年（1896年）4月18日の郡制施行の際に両郡は合併して羽島郡となった。郡名は両郡の名前を合成したものである。郡役所は引続き笠松町に置かれた。（2町71村）
• 明治30年4月1日 （2町18村）
  • 中野村、園城寺村、無動寺村、江川村、米野村が合併して下羽栗村となった。
  • 長池村、田代村、北及村、門間村が合併して松枝村となった。
  • 坂丸村、不破一色村、森村、光法寺村、南及村、大浦村、曲利村、新井村、須賀村、三ツ柳村が合併して正木村となった。
  • 駒塚村、狐穴村、飯柄村、蜂尻村が合併して駒塚村となった。
  • 江吉良村と舟橋村が合併して江吉良村となった。
  • 沖村、中村、一色村、長間村、午北新田が合併して上中島村となった。
  • 市之枝村、石田村、城屋敷村、西加賀野井村が合併して下中島村となった。
  • 小薮村、大須村、午南新田が合併して小薮村となった。
  • 南宿村、市場村、北宿村、直道村、坂井村、小荒井村、南之川村が合併して足近村となった。
  • 島村、西小熊村、東小熊村、川森村が合併して小熊村となった。
  • 本郷村、平方村、浅平村、間島村が合併して福寿村となった。
  • 野中村、三宅村、伏屋村、若宮地村、平島村が合併して上羽栗村となった。
  • 下印食村、徳田村、上印食村、薬師寺村が合併して八剣村となった。
  • 下中屋村、神置村、成清村、大佐野村、上中屋村、松本村が合併して中屋村となった。
• 大正6年（1917年）、現住人口：61,205名。マラリア患者数：792名。
• 大正15年（1926年）4月30日 駒塚村が竹ヶ鼻町に編入された。（2町17村）
• 昭和2年（1927年）4月1日 八神村と小薮村が合併して桑原村となった。（2町16村）
• 昭和17年（1942年）7月1日の地方事務所設置の際は、山県郡（現山県市）・稲葉郡（現岐阜市）と合同の伊奈波地方事務所が岐阜市に設置され、昭和22年（1947年）1月1日に山県郡高富町の山県地方事務所として分立した。
• 昭和25年（1950年）8月1日 松枝村が笠松町に編入された。（2町15村）
• 昭和29年（1954年）4月1日 竹ヶ鼻町、正木村、江吉良村、堀津村、上中島村、下中島村、桑原村、足近村、小熊村、福寿村が合併して羽島市になった。（1町6村）
• 昭和30年（1955年）
  • 2月11日 中屋村、稲葉郡更木村、稲葉郡前宮村が合併して稲葉郡稲羽町となった。（1町5村）
  • 4月1日 笠松町と下羽栗村が合併して笠松町となった。（1町4村）
• 昭和31年（1956年）
  • 9月26日 （2町2村）
    • 上羽栗村と八剣村が合併して岐南村となった。
    • 柳津村が稲葉郡佐波村を編入した。
    • 柳津村が町制施行して柳津町となった。
  • 10月1日 （4町）
    • 川島村が町制施行して川島町となった。
    • 岐南村が町制施行して岐南町となった。
• 平成16年（2004年）11月1日 川島町が各務原市に編入された。（3町）
• 平成18年（2006年）1月1日 柳津町が岐阜市に編入された。（2町）

明治22年以前	旧郡	明治29年4月18日	明治29年 - 明治45年	大正1年 - 昭和25年	昭和26年 - 昭和64年		平成1年 - 現在	現在
	羽栗郡	下中屋村	明治30年4月1日 中屋村	中屋村	昭和30年2月11日 稲葉郡 稲羽町の一部	昭和38年4月1日 各務原市の一部	各務原市の一部	各務原市
		神置村
		成清村
		大佐野村
		上中屋村
		松本村
		川島村	川島村	川島村	昭和31年10月1日 町制		平成16年11月1日 各務原市に編入
		野中村	明治30年4月1日 上羽栗村	上羽栗村	昭和31年9月26日 岐南村	昭和31年10月1日 町制	岐南町	岐南町
		三宅村
		伏屋村
		若宮地村
		平島村
		下印食村	明治30年4月1日 八剣村	八剣村
		徳田村
		上印食村
		薬師寺村
		柳津村	柳津村	柳津村	昭和31年9月26日 町制	柳津町	平成18年1月1日 岐阜市に編入	岐阜市
	厚見郡	稲葉郡 佐波村	明治30年4月1日 稲葉郡 佐波村	稲葉郡 佐波村	昭和31年9月26日 柳津村に編入
		稲葉郡 高桑村
	羽栗郡	笠松町	笠松町	笠松町	昭和30年4月1日 笠松町		笠松町	笠松町
		長池村	明治30年4月1日 松枝村	昭和25年8月1日 笠松町に編入
		田代村
		北及村
		門間村
		中野村	明治30年4月1日 下羽栗村	下羽栗村
		園城寺村
		無動寺村
		江川村
		米野村
		竹ヶ鼻町	竹ヶ鼻町	竹ヶ鼻町	昭和29年4月1日 羽島市		羽島市	羽島市
		南宿村	明治30年4月1日 足近村	足近村
		市場村
		北宿村
		直道村
		坂井村
		小荒井村
		南之川村
		島村	明治30年4月1日 小熊村	小熊村
		西小熊村
		東小熊村
		川森村
		本郷村	明治30年4月1日 福寿村	福寿村
		平方村
		浅平村
		間島村
		坂丸村	明治30年4月1日 正木村	正木村
		不破一色村
		森村
		光法寺村
		南及村
	中島郡	大浦村
		曲利村
		新井村
		須賀村
		三ツ柳村
		駒塚村	明治30年4月1日 駒塚村	大正15年4月30日 竹ヶ鼻町に編入
		狐穴村
		飯柄村
		蜂尻村
		江吉良村	明治30年4月1日 江吉良村	江吉良村
		舟橋村
		堀津村	堀津村	堀津村
		沖村	明治30年4月1日 上中島村	上中島村
		中村
		一色村
		長間村
		午北新田
		市之枝村	明治30年4月1日 下中島村	下中島村
		石田村
		城屋敷村
		西加賀野井村
		小薮村	明治30年4月1日 小薮村	昭和2年4月1日 桑原村
		大須村
		午南新田
		八神村	八神村

[編集] 参考文献

• 内務省衛生局保健衛生調査室編『各地方ニ於ケル「マラリア」二関スル概況』1919年（大正8年）発行（国立国会図書館の『近代デジタルライブラリー』で閲覧可能）

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