第37航空軍 (ロシア空軍)
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第37航空軍(ロシア語:37-я воздушная армияトリーッツァチ・スィヂマーヤ・ヴァズドゥーシュナヤ・アールミヤ)は、ロシア空軍の軍級部隊。Tu-95、Tu-160戦略爆撃機を装備し、敵領土に対する核打撃を任務とする。その任務から、ロシア連邦軍最高司令官(ロシア連邦大統領)直属部隊であり、別名遠距離航空隊(Дальняя авиацияダーリニャヤ・アヴィアーツィヤ)、戦略航空隊(Стратегическая авиацияストラチギーチェスカヤ・アヴィアーツィヤ)とも称される。
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[編集] 編成
第37航空軍は、2個重爆撃機師団から成る。2005年10月の時点で、重爆撃機(Tu-160、Tu-95MS)×78機、核巡航ミサイル(Kh-55、Kh-55SM)×872発を装備する。
[編集] 第22親衛重爆撃機師団
第22親衛重爆撃機師団(22-я гвардейская тяжелая бомбардировочная дивизия)は、サラトフ州エンゲリスに師団本部を置き、4個重爆撃機航空連隊から成る。
- 第52親衛重爆撃機航空連隊:シャイコフカ。Tu-22M3
- 第121親衛重爆撃機航空連隊:エンゲリス。Tu-160×14機。2005年に2機追加?
- 第184重爆撃機航空連隊:エンゲリス。Tu-95MS×18機
- 第840重爆撃機航空連隊:ソリツィ。Tu-22M3
[編集] 第326重爆撃機師団
第326重爆撃機師団(326-я тяжелая бомбардировочная дивизия)は、ハバロフスク地方ウクラインカに師団本部を置き、4個重爆撃機連隊(内2個連隊は予備役)から成る。
- 第79重爆撃機連隊:ウクラインカ。Tu-95MS
- 第182親衛重爆撃機連隊:Tu-95MS
- 第200重爆撃機連隊:エンゲリス。Tu-22M3。予備役、解散予定。
- 第444重爆撃機連隊:ヴォズドヴィジェンカ。Tu-22M3。予備役、解散予定。
師団全体で、Tu-95MS×40機を有する。
[編集] 軍直轄部隊
- 第43飛行要員戦闘訓練・再訓練センター:リャザニ。Tu-22M3×8機、Tu-95MS×6機が存在。
- 第3119基地:An-24、An-26
- 第203独立空中給油機航空連隊:ジャギレヴォ。Il-78空中給油機。