目黒 (東京都)
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目黒(めぐろ)は、東京都目黒区の一地区。目黒一丁目から四丁目まで存在する。
また、JR目黒駅が品川区上大崎にあるため、この一帯を含めて目黒地域として認識されることが多い。
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[編集] 地理
目黒川が北西から南東に向かって流れており、川をはさんで23区内としては深い谷が刻まれている。
[編集] 歴史
江戸の守護のために安置された江戸五色不動の一つ、目黒不動(泰叡山瀧泉寺、目黒区下目黒)は慈覚大師円仁の創建と伝える古刹である。目黒不動は五色不動の中で最も著名であり、21世紀においても庶民の信仰を集めている。
1745年(延享二年)当時は、江戸町奉行が管轄する町屋の南西の端に位置していた。拡大する江戸の範囲を絵図に引いた朱色の線(朱引)の内側であると1818年(文政元年)に定めたとき、目黒は朱引の外側にあった。ただし、町奉行の支配地域である黒線(墨引)の内側には入っていた。本来であれば江戸の領域外となるはずだったが、目黒不動尊のために唯一の例外として御府内とされた。江戸末期に至るまで武家地としてはもちろん町人町としてもほとんど機能しておらず、目黒不動尊の寺町として栄えていた。筍の名産地であったということからも、当時の状況がしのばれる。
[編集] 地名の由来
旧・荏原郡中目黒村と下目黒村にまたがる地域である。故に中目黒や下目黒とするわけにもいかず、結局は目黒駅に近いことから目黒と名づけられた。旧・中目黒村、下目黒村や目黒町の中心地域であったわけではない。目黒区役所は上目黒にある。
[編集] 交通
東急目黒線・都営三田線・東京メトロ南北線・山手線の目黒駅を中心とした地域。駅前の商店街で毎年9月に行われる目黒のさんま祭りは東京の初秋の風物詩となっている。1996年(平成8年)に始まり、2006年(平成18年)現在で11回目を迎えた。
[編集] 関連項目
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