浅井ラボ
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浅井 ラボ(あさい ラボ、1974年7月12日 - )はライトノベル作家。神戸市出身。血液型はRh+のA型。
三流造形大学(浅井自身によるプロフィールに基づく)中退後(在学時には某国際美術展にオブジェを出品したとのこと)、漫画家を目指してアシスタント武者修行、デザイナーとしての活動など紆余曲折を経て、小説執筆に着手。2002年に『されど咎人は竜と踊る』で第7回スニーカー大賞で奨励賞を受賞。2003年に受賞作を改題・加筆修正し、角川スニーカー文庫より『されど罪人は竜と踊る』が刊行される。2004年には同作品がドラマCD化。2005年には『月刊少年エース』8月号増刊『ビーンズエース』にて漫画化される。 2008年4月ごろ角川スニーカー文庫から小学館ガガガ文庫へ移籍する、長期休載と移籍の理由は不明。
人が容赦なく殺されたり理想が砕かれたりするハードでグロテスクな世界観とこれでもかという程の生々しいキャラクター描写が特徴。また、極めて直接的な残酷描写や性描写が多く、ストーリー自体も非常に重く暗いことからその作風には賛否が別れる。作家仲間やライトノベル好きの間では「暗黒ライトノベル」とも評される。 また、ザ・スニーカーで十文字青との対談にて素顔を公開した事もある。
目次 |
[編集] 作品リスト
- されど罪人は竜と踊る (角川スニーカー文庫、後に小学館ガガガ文庫へ移籍)
- TOY JOY POP (HJ文庫)
- 神曲奏界ポリフォニカのアンソロジー「ぱれっと」より短編、『音色は遠く、耳に届かず』
- コラム「原稿料泥棒」を月刊誌『キャラの!』にて連載中
- 月刊誌『キャラの!』2007年11月号にホラー短篇『ふくろおんな』を掲載 イラスト:柴倉乃杏
[編集] ドラマCD
- Sneaker CD Collection されど罪人は竜と踊る (原作:浅井ラボ/装画:宮城/株式会社ムービック)
[編集] その他
- 全日本暗黒ライトノベル連合総長という肩書きを持っている。SF大会では背中に全日本暗黒ライトノベル連合総長と刺繍された特攻服を着て出演していた。この特攻服は作家仲間の高瀬彼方から送られたものである。[1]
- 特攻服の他にも浅井ラボ専用釘バット[2]を所持している、自作なのか作家仲間からの贈呈なのか入手経路は不明。
- メディアには金髪で特攻服姿という典型ヤンキーのような姿で登場。
- ブログやメディアにおいて奇怪な言動を取ることが多い。が、作中で使用される語彙は豊富。
- 「ライトノベル作家の作り方」にて、カバー裏に印刷された「ライトノベル作家すごろく」を作成。内容は極めて自虐的。
- 榊一郎『まじしゃんず・あかでみい』『まかでみ・らでぃかる』(ファミ通文庫)に登場するアガリアレプトのモデルだと言われている。(浅井は榊をブログのリンク先紹介で「公私ともに師匠」と語っている)
- 交友関係が広いのか、他の作家の後書きに名前が登場することが多い(同期作家である仁木健の『マテリアルクライシス』後書き等)。
- “電撃の黒い太陽”の異名を取る藤原祐とは暗黒ライトノベル仲間として親交が厚いらしい。
- この他、前述の自称武者修行時代の繋がりなのか、瀬上あきら『KAGETORA』2巻(2003年初版発行)の巻末に名前が載っている。
- 某高校の学生からの情報(ファンレター?)によると、「されど罪人は竜と踊る」は、その高校の学校図書室で閲覧禁止になったようである。
[編集] 関連キーワード
[編集] 外部リンク
- ASAI-Laboratory(公式サイト)
- 浅いっぽい(ブログ)