根古屋城
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根古屋城 (埼玉県) |
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城郭構造 | 山城 |
天守構造 | なし |
築城主 | 山口高忠 |
築城年 | 室町時代末期か |
主な城主 | 山口氏 |
廃城年 | 不詳 |
遺構 | 不詳 |
指定文化財 | なし |
再建造物 | なし |
根古屋城(ねごやじょう)は、埼玉県所沢市勝楽寺の山口貯水池(狭山湖)となっている人造湖の北岸にあった城。この土地は現在は東京都水道局の私有地となっている。
[編集] 歴史・沿革
父である山口高治は祖父・山口高実らとともに1383年に南朝の協力の下、上杉氏と戦ったが敗れ、山口城に火を放ち自害。
その後、上杉氏家臣の守護代大石氏に仕えた高忠によって山口城は室町時代末期に修復されたが、山口城はもともと館であったため、山口城とは別に根古屋城を築城し、山口城の城郭として機能させていたようだ。
高忠から5代目の山口高種の時、北条氏康の攻撃により根古屋城が落城し山口氏は後北条氏の家臣となった。
[編集] 構造
大きさは南北150m、東西75m。二重土塁囲郭の城だった。