木嶋真優
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木嶋 真優(きしま まゆ、1986年12月 - )は、兵庫県宝塚市生まれのヴァイオリニストである。
目次 |
[編集] 経歴
[編集] 幼少時代
3歳からヴァイオリンを始め、3~4歳のころから「将来はプロになろう」と思っていたという。桐朋学園子供のための音楽教室茨木教室に通いながら、就学前から京都での子供向けのコンクールで3年間連続の金賞を受賞し、小学校入学後、7歳の時に五嶋みどりのレクチャーコンサート、9歳の時に宮崎国際室内楽音楽祭でのアイザック・スターンのレクチャーコンサートに参加した。また、9歳のときに小島秀夫指揮広島交響楽団とメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲第1楽章でオーケストラ・デビューをした。1998年、第52回全日本学生音楽コンクール大阪大会小学生の部で第1位を獲得した。
[編集] 中学生時代
中学校は、宝塚市立光が丘中学校に進み、1999年、日本クラシック音楽コンクール全国大会で1位なしの第2位を獲得、トルコのイズミルでイズミル交響楽団第25回定期演奏会に出演、群馬ジュニア・オーケストラとともに国際ジュニア・オ-ケストラ演奏会に参加し、カーネギーホールなどで演奏をした。2000年、リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール・ジュニア部門で1位なしの第2位を獲得した。
[編集] ケルン音楽大学への留学
中学校2年生のとき、横浜で開催されたザハール・ブロンのセミナーに参加し、ブロン自身から「今すぐ留学した方がいい」とアドヴァイス受け、2001年10月、ケルン音楽大学へ留学し、同大学教授であるザハール・ブロンに師事している。2003年6月、アシュケナージ指揮NHK交響楽団のラヴェル管弦楽作品集において、ツィガーヌのソリストとしてレコーディングに参加した。2004年、ジュネーヴ国際音楽コンクールに参加し、第3位を獲得した。ブロンは木嶋を「教え子の中で1、2を争う才能」と評価し、ロストロポーヴィチに木嶋を紹介した。その結果、2005年中、ロストロポーヴィチとの共演を重ねた。また、2006年には小林研一郎指揮日本フィルハーモニー交響楽団とヨーロッパで演奏会を行った。マネージメントはジャパン・アーツと契約している。