復古カトリック教会
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復古カトリック教会(ふっこかとりっくきょうかい)は第1バチカン公会議の後、成立したカトリック教会派生のキリスト教の教派。ドイツの神学者ヨハン・イグナツ・フォン・デリンガーらによってはじめられた。南ドイツ・スイス・オーストリアを中心に信者がいる。古カトリック教会とも。
教義はほぼローマ・カトリック教会と同じだが、ローマ教皇の教皇不可謬権を認めないカトリック教会である。教皇首位権を認めない聖公会とは完全共同陪餐関係にある。
これらの教会はおもに、教皇無謬説の教理の発表のため、1870年代に、ローマ・カトリック教会から離れた、ドイツのカトリック教会からなっている。オールド・カトリックの語は、ローマ司教の教導権下に無いユトレヒトのカトリック教会を表すため、1853年最初に使用された。
ヨーロッパのオールド・カトリック教会はユトレヒト・ユニオンを結んでいるが、現在、英語圏のオールド・カトリックとは共同陪餐関係に無い。またスロバキアの復古カトリック教会は、ユトレヒト・ユニオンから離脱した。
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