堂上隼人
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堂上隼人 Hayato Doue 香川オリーブガイナーズ No.27 |
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基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
生年月日 | 1982年3月12日(26歳) |
身長 体重 |
182cm 83kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
守備位置 | 捕手 |
経歴 | |
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■Template ■ウィキプロジェクト 野球選手 |
堂上 隼人(どううえ はやと、1982年3月12日 - )は、四国・九州アイランドリーグ・香川オリーブガイナーズに所属する野球選手(捕手)。
目次 |
[編集] 来歴・人物
武相高等学校では内野手。横浜商科大学時代に捕手へ転向。大学4年の時に第32回日米大学野球選手権大会に出場。強肩強打の捕手として注目され、複数の球団からドラフト指名候補として打診を受けたがドラフトにかからなかった。
卒業後、社会人野球の強豪、日産自動車へ入社したが、入社2年目に退社した。
その後、大学時代の監督に勧められ2006年5月に香川オリーブガイナーズへ入団した。入団後は、瞬く間にチームの中心選手として活躍し、四国アイランドリーグの5月の月間MVPに選ばれた。2006年シーズンは打率3割2分7厘、11本塁打で二冠王を獲得。守備でも持ち味である鉄砲肩と大胆なリードでチームを牽引し、総合優勝に大きく貢献。2006年リーグ年間MVPに選ばれた。
2006年もドラフト候補に上がりながらどの球団からもお呼びがかからず、指名を受けて喜ぶ同僚の深沢和帆(現巨人)、伊藤秀範(現ヤクルト、但し育成選手枠)を羨望のまなざしで見つめるだけだった。
2007年は前年に引き続き主力の捕手としてチームを支え、前後期と年間チャンピオンシップ、さらに独立リーグのグランドチャンピオンシップの優勝に貢献した。個人タイトルこそなかったものの、打率と本塁打はリーグ2位、打点は3位という成績を残し、リーグの後期シーズンMVPならびにグランドチャンピオンシップのMVPに選出された。しかしながら、2007年のドラフト会議でも、事前に候補として名前が出ながら指名を受けることができなかった。
2008年1月から1ヶ月間、オーストラリア・クイーンズランド州にあるアマチュアリーグに、チームメイトの塚本浩二とともに派遣された。当初は2ヶ月間の予定であったが、派遣中の堂上をメジャーリーグのボストン・レッドソックスのスカウトが評価し、レッドソックスが獲得の意思を示してアイランドリーグ側と交渉に入ったことから、予定を切り上げて2月に帰国した。契約が成立した場合はマイナー契約でのスタートとなると報じられている[1]。
その後、3月になってチームメイトの松尾晃雅が一足先に2月7日にレッドソックスとマイナー契約を結んだことが発表された。堂上については交渉段階と伝えられた[2]。
2008年5月に、ボストンの地元紙のウェブサイトのブログにおいて「移籍に必要なビザが取得できなかったため、今シーズンの移籍はないであろう」との記事が掲載された[1]。
なお、読みが違うので当然ではあるが、中日の堂上照・剛裕・直倫家族とは何の血縁関係もない。
[編集] 通算成績
年度 | チーム | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併 殺 打 |
打率 | 失策 |
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2006年 | 香川 | 73 | - | 245 | - | 80 | 18 | 1 | 11 | 133 | 45 | 6 | 6 | 4 | - | 5 | - | - | .327 | 1 |
2007年 | 89 | - | 298 | - | 96 | 22 | 3 | 7 | 145 | 50 | 10 | 3 | 9 | 54 | 4 | 24 | - | .322 | 4 | |
通算成績 | 162 | - | 543 | - | 176 | 40 | 4 | 18 | 278 | 95 | 16 | 9 | 13 | - | 9 | - | - | .324 | 5 |