亀井勝一郎賞
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亀井勝一郎賞(かめいかついちろうしょう)は、1969年に亀井勝一郎の遺族により設立され、のちに講談社主催となった文芸評論の新人賞である。受賞作は年に一度、亀田勝一郎の命日である11月4日に発表されていたが、第14回で終了した。
[編集] 受賞者
- 第1回(1969年)- 川村二郎『限界の文学』
- 第2回(1970年)- 武田友寿『遠藤周作の世界』
- 第3回(1971年)- 高橋英夫『批評の精神』
- 第4回(1972年)- 入江隆則『幻想のかなたに』
- 第5回(1973年)- 野口武彦『谷崎潤一郎論』
- 第6回(1974年)- 該当作なし
- 第7回(1975年)- 上田三四二『眩暈を鎮めるもの』/上原和『斑鳩の白い道のうえに―聖徳太子論』
- 第8回(1976年)- 前田愛『成島柳北』
- 第9回(1977年)- 該当作なし
- 第10回(1978年)- 柄谷行人『マルクスその可能性の中心』/高田宏『言葉の海』
- 第11回(1979年)- 宮内豊『ある殉死、花田清輝論』/池内紀『諷刺の文学』
- 第12回(1980年)- 渋沢孝輔『蒲原有明論』
- 第13回(1981年)- 野島秀勝『迷宮の女たち』/十川信介『島崎藤村』
- 第14回(1982年)- 渡辺一民『岸田國士論』/粟津則雄『正岡子規』