ヴィルベルヴィント
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Flakpanzer IV Wirbelwind |
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ヴィルベルヴィント | |
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性能諸元 | |
全長 | 5.89 m |
車体長 | 5.89 m |
全幅 | 2.88 m |
全高 | 2.76 m |
重量 | 22 t |
懸架方式 | リーフスプリング方式 |
速度 | 40 km/h |
行動距離 | 200 km |
主砲 | 4連裝20mm対空砲 2cm Flakvierling 38 |
副武装 | |
装甲 | 10〜80 mm |
エンジン | Maybach HL 120 TRM ガソリンV型12気筒 272 HP |
乗員 | 5 名 |
ヴィルベルヴィント (Wirbelwind) は第二次世界大戦時のドイツの対空戦車。正式名称はIV号対空戦車ヴィルベルヴィント (Flakpanzer IV Wirbelwind)。制式番号はSd.Kfz.161/4 。ヴィルベルヴィントとはドイツ語でつむじ風を意味する。
[編集] 概要
IV号戦車の車体を流用した対空戦車であり、戦車部隊に対する敵機の攻撃に対抗するためドイツ軍がオストバウ社に作成を依頼したもの。メーベルワーゲンの不足を補うため、またメーベルワーゲンより確実に乗員を防護できる対空戦車が望まれての発注だった。主兵装として4連裝20mm対空砲 (2cm Flakvierling38) を裝備していた。4連裝20mm対空砲は低空で侵入する襲撃機や戦闘爆撃機に対してはそれなりに有効ではあったが、射程、射高ともに不足しがちであり上空の敵に対しては威嚇程度にしかならなかった。IV号戦車の車体には手を加えず砲塔だけを載せ換えるというものであるため生産性は悪くはなかったはずだが、新規生産ではなく修理に戻ってきたIV号戦車からの改造であったため、総生産数は84輌(122輌との説もある)に終っている。また砲塔旋回用の補助動力装置が撤去されたため砲塔旋回速度が遅くなり敵航空機が接近してきた時の対空攻撃を主眼に置いた設計のはずなのに追いつけないことも多かったという。
[編集] 派生型
20mm機関砲では威力、射程とも不足と判断されたため、後継車として備砲を航空機関砲 (Mk103) をベースに開発され、威力・射程とも大幅に勝る4連裝30mm対空砲 (3cm Flakvierling103/38) に換裝したツェルシュテーラー45 (Zerstörer 45) が製作されたが、僅か 1輌のみの試作で終わった。
[編集] 関連項目
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特殊車輌番号 |
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