ヴィルヘルミーネ・フォン・バーデン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴィルヘルミーネ・ルイーゼ・フォン・バーデン(Wilhelmine Luise von Baden, 1788年9月10日 - 1836年1月27日)は、ヘッセン大公ルートヴィヒ2世の妃。
バーデン大公太子カール・ルートヴィヒと妃アマーリエ・フォン・ヘッセン=ダルムシュタットの末娘として、カールスルーエで生まれた。姉にバイエルン王妃カロリーネ、ロシア皇后エリザヴェータ・アレクセーエヴナ、スウェーデン王妃フリーデリケ、兄にバーデン大公カールらがいる。
1804年6月、従兄にあたるルートヴィヒと結婚。7子を生んだ。そのうちエリーザベト以下4人の父親はルートヴィヒではなく、ヴィルヘルミーネの愛人アウグスト・フォン・セナークレンス・ド・クランシーだと言われている。
- ルートヴィヒ(1806年 - 1877年) バーデン大公ルートヴィヒ3世
- カール(1809年 - 1877年)
- エリーザベト(1821年 - 1826年)
- 女児(1822年、夭折)
- アレクサンダー(1823年 - 1888年)
- マリー(1824年 - 1880年) ロシア皇后マリア・アレクサンドロヴナ