フリーデリケ・フォン・バーデン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フリーデリケ・フォン・バーデン(Friederike Dorothea Wilhelmina von Baden, 1781年3月12日 - 1826年9月25日)は、スウェーデン王グスタフ4世アドルフの王妃。スウェーデン語名はフレドリカ(Fredrika av Baden)。
バーデン大公カール・ルートヴィヒとヘッセン=ダルムシュタット公女アマーリエの三女(第4子)。姉ルイーズ(エリザヴェータ・アレクセーエヴナ)はロシア皇帝アレクサンドル1世の皇后。
1797年にグスタフと結婚。1809年に夫は退位し、家族でバーデンに移った。しかしグスタフが滞在に耐えられなくなり、1812年に2人は離婚した。2人の間には5子が生まれた。
- グスタフ(1799年 - 1877年) ヴァーサ公、オーストリア軍人
- ソフィア(1801年 - 1865年) バーデン大公レオポルト1世妃
- カール・グスタフ(1802年 - 1805年) フィンランド大公
- アマリア・マリア(1805年 - 1853年)
- ケーキリア(1807年 - 1844年) オルデンブルク大公アウグスト妃
[編集] 関連項目
スウェーデン・ラップランドの諸都市は、フリーデリケの名にちなんで名付けられた。
- フレドリカ(1799)
- ドロテア(1799)
- ヴィルヘルミナ(1804)