ンゴロンゴロ保全地域
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ンゴロンゴロ保全地域 |
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Herds in the Ngorongoro Crater | |
(英名) | Ngorongoro Conservation Area |
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(仏名) | Zone de conservation de Ngorongoro |
面積 | 828,800ha |
登録区分 | 自然遺産 |
登録基準 | 自然遺産(7),(8),(9),(10) |
登録年 | 1979年 |
拡張年 | |
IUCN分類 | VI(資源保護地域) |
備考 | 過去に危機遺産登録(1984年~1989年) |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
ンゴロンゴロ保全地域(Ngorongoro Conservation Area)はタンザニアの中央部にある自然保護地域。
[編集] 概要
ンゴロンゴロは、中生代後期に活動していた火山のカルデラに広がる平野を指す。外輪は南北16km、東西19kmと世界有数のカルデラを持つ。クレーターの中央には湖が存在する。
ンゴロンゴロの外輪は2,400mあり、カルデラ内部の平野(1,800m程度)と比べて標高が高い。このためカルデラ内部は、カルデラ外部と遮断されており、このカルデラ内に生息する大型動物のほとんどはカルデラの外にでることはない。周囲と隔離された生態系が形成されるに至った。しかしながら、キリンやインパラ以外の東アフリカのサバンナに生息する動物はほぼ観察することができる。
[編集] 登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
- (8)地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
- (9)陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
- (10)生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。