ロバート・フリップ
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Robert Fripp | |
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ロバート・フリップ(2007年11月3日) |
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基本情報 | |
出生日 | 1946年5月16日(62歳) |
出身地 | イングランド ドーセット ウィンボーン・ミンスター |
ジャンル | プログレッシヴ・ロック、サイケデリック・ロック、フュージョン、環境音楽 |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1968年~現在 |
共同作業者 | キング・クリムゾン リーグ・オブ・ジェントルマン フリップ & イーノ |
ロバート・フリップ(Robert Fripp, 1946年5月16日- )は、イギリス出身のミュージシャン、ギタリスト、プログレッシブ・ロックの代表的バンド、キング・クリムゾンのリーダーである。ローリング・ストーン誌の「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」(原題 英:The 100 Greatest Guitarists of All Time)で42位に、同誌の「最も過小評価されている25人のギタリスト」(原題 英:The Twenty-Five Most Underrated Guitarists)で14位にランクインした。
目次 |
[編集] バイオグラフィー
1969年のバンド結成から現在に至るまで、キング・クリムゾンにおける主導権を握り続けている。時に強権的なまでのリーダーシップを執ることがあり、それがバンド内に亀裂を生み出すことがあった。メンバー・チェンジなどの人事的な決定権も握っており、ピート・シンフィールド(作詞担当)やデヴィッド・クロス(ヴァイオリン)の脱退も実質的にはフリップによる解雇だと言われている。
1960~1970年代のプログレッシブ・ロック・ムーブメントを支え、その音楽スタイルから多くのアーティストに影響を与えてきた。特に、インプロヴィゼーションを主体とした演奏方法で人気を博した。デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』(1969年)や『レッド』(1974年)における彼のギター・プレイは非常に高く評価されている。
キング・クリムゾンでの活動以外にも、様々なアーティストと交流を持ってきた。デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、ピーター・ガブリエル、トーキング・ヘッズ、アンディー・サマーズ(ポリス)、デヴィッド・シルヴィアン(ジャパン)らと音楽活動を共にしてきた。1974年のキング・クリムゾン解散後、「もうギターは弾かない」と決心し、半ば音楽業界から引退状態にあったが、デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノの呼び掛けで音楽活動に復帰したという経緯がある。
また「フリッパートロニクス」や「サウンドスケイプ」と呼ばれる自身が開発した機材のライブ音源などを収録したソロ・アルバムも多数発表している。Microsoft Windows Vistaの起動音の製作も手がけた。
ロック・ミュージシャンではビートルズやジミ・ヘンドリックスが好きだと公言しており、ビートルズに関しては『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を初めて聴いたとき、自分はミュージシャンになるという啓示が降りてきたほど感動したと述べている。
初期のクリムゾンは「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」をカバーしていた。同じく、ジミ・ヘンドリックスに対しては「天才だ」と述べていた。ジミ・ヘンドリックスもまたフリップのギタリストとしての技術を評価しており、ライブでのフリップのプレイに感銘を受け、楽屋を訪れて「心臓に近いほうの左手で握手してくれ」と頼んだという。20世紀前半に活躍したクラシック音楽の作曲家バルトークも好んでおり、作風にも影響が見られると言われる。
[編集] プレイスタイル
シーケンサーのような、機械的なまでに正確なプレイが持ち味である。変拍子を交えた複雑な演奏を2時間も続け、1音もミスしなかったという逸話も残っている[要出典]。1日8時間の練習をこなすとも言われる[要出典]。ロックのギタリストとしては珍しく、常に椅子に腰掛けてプレイすることでも知られる。
[編集] 使用機材
レスポール・タイプのギター。ギターシンセとしての機能がついたもの。80年代はGRギターシンセサイザーを使用していた。レコーディングではストラトキャスター等使い分けている。
変則チューニングを常用する。始めたきっかけはNYのサウナに入っていた時に思いついたとギタークラフトのインタビュービデオで述べている。
[編集] 特記事項
- 神秘思想家のグルジェフに強い影響を受け、精力的に開催しているギタークラフトの講座にもその影響が見て取れる。
- 妻は女優で歌手のトーヤ・ウィルコックス。
[編集] ディスコグラフィー
ソロ名義のアルバムに限る
- Exposure(1979)
- God Save The Queen(1980)
- Let The Power Fall(1981)
- God Save the King(1990)
- Bridge Between(1994)
- 1999(1994)
- A Blessing Of Tears(1995)
- Radiophonics(1996)
- That Which Passes(1996)
- Gates of Paradise(1998)
- November Suite(2000)
- Love Cannot Bear(2005)