レオ3世 (ローマ教皇)
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レオ3世(Papa Leo III、750年? - 816年6月12日)は、ローマ教皇(在位:795年-816年)。
[編集] プロフィール
ローマの貧民階級の出身者であったが、聖職者の道を歩んで頭角を現してゆき、遂に795年にローマ教皇に就任するに至った。しかし貧民階級出身者であるレオ3世に対して反発する者も少なくなく、799年には暗殺者に襲われて危うかったところをかろうじて脱出してアルプスを越え、フランク王国のカール1世(大帝)のもとへ逃げ込んだ。
そしてカール1世の保護を受けてローマ教皇としてローマに戻った後、カール1世に受けた恩や東ローマ帝国庇護下にある東方教会と対抗するという経緯から800年12月のクリスマスの日、サン・ピエトロ大聖堂でのミサの最中、カール1世に西ローマ皇帝の帝冠を授けた。ここに、西ローマ帝国復活、そしていわゆる欧州の大実力者とローマ教皇の提携という、欧州の新たな歴史が花開くこととなったのである。
レオ3世は、816年に死去した。
カール1世に帝冠を授け、西欧に新たな歴史の扉を開いた教皇として、評価されている。
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