リカルド・カルヴァーリョ
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リカルド・カルヴァーリョ | ||
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名前 | ||
本名 | リカルド・アウベルト・シウヴェイラ・カルヴァーリョ | |
愛称 | リッキー | |
カタカナ | リカルド・カルヴァーリョ | |
ラテン文字 | RICARDO CARVALHO | |
基本情報 | ||
国籍 | ポルトガル | |
生年月日 | 1978年5月18日(30歳) | |
出身地 | アマランテ | |
身長 | 183cm | |
体重 | 76kg | |
選手情報 | ||
在籍チーム | チェルシー | |
ポジション | DF | |
背番号 | 6 | |
利き足 | 右足
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代表歴 | ||
出場 | 38 | |
得点 | 4 2007年5月21日現在 |
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リカルド・アウベルト・シウヴェイラ・カルヴァーリョ(Ricardo Alberto Silveira Carvalho, 1978年5月18日 - )は、ポルトガル、ポルト近郊の都市アマランテ出身のサッカー選手。プレミアリーグ・チェルシー所属。ポジションはDF。
ジョゼ・モウリーニョに抜擢されてポルトガルの名門FCポルトで活躍後、2004年にチェルシーに移籍。ジョン・テリーらとともに強固なディフェンス陣を形成している。特に2006-07シーズンはチェルシーの選手の多くが怪我に見舞われ、ジョン・テリーに変わってディフェンスリーダーを務める機会も多くなった。しかし年齢のせいでの衰えもあるのかリーグの性質なのか怪我が増え数週間以上の離脱も多くなっており、心配もされている。
ポルトガル代表としても守備の要として活躍。ドイツW杯の準々決勝。対イングランド戦でウェイン・ルーニーに股間を踏まれる。この行為により、ルーニーはレッドカードを掲示されて退場させられた。
[編集] プレースタイル
カバーリング能力に秀でており、高く安定した守備力を見せる。屈強なFWを相手にしても抜群のボディバランスを生かしすぐさまボールを奪取する。ドリブルの技術も高い。敵陣に攻め上がった時に時折見せるシュートも強力。穴が少なく、確実に計算できる戦力である。
ただ、その実力は素晴らしいがたびたびアンフェアなプレイを見せて冷や冷やさせることも多かった。しかし最近は理知的なプレーを身に付け、ファウルを取られることは非常に少ない。また、守備的MFのクロード・マケレレやマイケル・エッシェンと絶妙の連携を見せ、ピンチを未然に防ぐプレイはもはや職人芸である。
[編集] エピソード
- ジョゼ・モウリーニョは「06-07シーズンではチェルシーでもっとも信頼の置けるディフェンダー」と語った。ジョン・テリーも「彼はイギリスでは過小評価されているが、もっと評価されるべきだ」と語っている。また、同僚からは「顔以外はパーフェクト」とのこと。
- また05-06シーズン、一度控えに落とされただけで公の場で文句を言いモウリーニョ前監督を怒らせた事があるなど同じモウリーニョ門下だった同僚のパウロ・フェレイラとは反対に感情的で短気な面もある(その後本人は謝罪。しかしこの直後に1試合だけ左サイドバックで出場させられた。その試合でゴールも決めている)。
[編集] 所属クラブ
チェルシーFC - 現所属メンバー |
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1 チェフ | 2 イヴァノヴィッチ | 3 A・コール | 4 マケレレ | 5 エッシェン | 6 カルヴァーリョ | 7 シェフチェンコ | 8 ランパード | 9 シドウェル | 10 J・コール | 11 ドログバ | 12 ミケル | 13 バラック | 14 ピサーロ | 15 マルダ | 17 シンクレア | 18 ブリッジ | 20 フェレイラ | 21 カルー | 22 ベン・ハイム | 23 クディチーニ | 24 ライト=フィリップス | 26 テリー | 30 グラント | 33 アレックス | 35 ベレッチ | 39 アネルカ | 40 イラーリオ | 42 ソーヤー | 48 ウッズ | 51 ハッチンソン 監督: スコラーリ |
ポルトガル代表 - 2006 FIFAワールドカップ | |
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1 リカルド | 2 P.フェレイラ | 3 カネイラ | 4 R.コスタ | 5 メイラ | 6 コスチーニャ | 7 フィーゴ | 8 プティ | 9 パウレタ | 10 H.ヴィアナ | 11 シモン | 12 キム | 13 ミゲル | 14 N.ヴァレンテ | 15 ボア・モルテ | 16 R.カルヴァーリョ | 17 C.ロナウド | 18 マニシェ | 19 チアゴ | 20 デコ | 21 ヌーノ・ゴメス | 22 P.サントス | 23 H.ポスティガ | 監督 スコラーリ |