ユネスコ村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユネスコ村(ゆねすこむら)とは、埼玉県所沢市にあった西武鉄道が運営していた施設。現在はユネスコ村自然散策園「ゆり園」のみ営業している。
目次 |
[編集] 概要
1951年の開園から1990年まではオランダの風車が目印で、人気行楽地として親しまれ、遠足にも重宝された。閉園後2年のブランクを経て1993年より『ユネスコ村大恐竜探検館』として再開、『UFO』などの遊戯物も営業開始されたが、これらの施設も2006年9月30日で営業を終了した。なお、その後の跡地利用については未定。
1961年公開の映画『はだかっ子』では園内施設が重要な役割を果たした。
[編集] 沿革
- 1951年(昭和26年)9月16日 - 日本のユネスコ加盟を記念して西武鉄道により開園。おとぎ列車ユネスコ村駅開業。
- 1984年(昭和59年)5月14日 - おとぎ列車改め西武山口線休止(翌1985年(昭和60年)4月25日ユネスコ村駅廃止)。
- 1990年(平成2年)11月4日 - ユネスコ村閉園。
- 1993年(平成5年)12月22日 - ユネスコ村大恐竜探検館開館。その他の遊戯物も同日開業。
- 2005年(平成17年)6月4日 - ユネスコ村自然散策園「ゆり園」開園。
- 2006年(平成18年)9月30日 - ユネスコ村大恐竜探検館閉館。その他の遊戯物も同日閉業。
[編集] アクセス
- 交通機関
- 西武狭山線・山口線(レオライナー) 西武球場前駅下車徒歩3分
[編集] ユネスコ村自然散策園・ゆり園
2005年6月4日オープン。毎年5月中旬(もしくは下旬)から7月上旬(または中旬)のみの営業。期間中、園内30000㎡、約40万株の百合の花が咲き誇り、家族連れなどで賑っている。現在もユネスコ村を冠するレジャー施設はゆり園のみとなった。
- 営業時間:9:00~17:00(最終入場は16:30)
- 入園料:おとな 1,000円、こども 300円