ミラノ〜トリノ
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ミラノ〜トリノ(Milano-Torino)は、1876年に創設された、ロードレースのワンデーレース。例年3月上旬に開催されている。現在はUCIヨーロッパツアー(1.HC)のレースとして位置づけられているが、以前より「セミ・クラシックレース」とも呼ばれている。
[編集] 概要
イタリアの2大都市であるミラノとトリノ、約200kmを結ぶ名物レースかつ伝統の一戦でもあるが、開催時期がしばし変更されたり、また開催されない年もあったりと、波乱万丈の歴史を歩んできた。イタリアのスポーツ紙である、ガゼッタ・デロ・スポルトと、ジロ・デ・イタリアを主催するRCSが共催している。
序盤は平坦コースが続くが、中盤過ぎあたりに、ヴィニャーレ・モンフェッラートという標高293mの地点があり、終盤には標高620mのスペルガ峠を越えるという、アップダウンがきついコース設定となっている。
イタリアのトップクラス選手の間では、春シーズン序盤の重要なレースとして当レースを位置づけている傾向が見られることから、著名選手の優勝者が少なくない。
[編集] 歴代優勝者
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