ミッドウェイ級航空母艦
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ミッドウェイ級航空母艦 | |
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艦級概観 | |
艦種 | 航空母艦 |
艦名 | |
前級 | タイコンデロガ級航空母艦 |
次級 | ユナイテッド・ステーツ級航空母艦 |
性能諸元 | |
基準 排水量 |
就役時 45,000 t 改装後 52,500 t |
全長 | 就役時 295 m (968 ft) 改装後 298.4 m (976 ft) |
全幅 | 就役時 34.4 m (113 ft) 改装後 80.3 m (263.5 ft) |
吃水 | 就役時 10.1 m (33 ft) 改装後 10.7 m (35 ft) |
機関 | 蒸気タービン4基 4軸 212,000 hp (158 MW) |
最大速力 | 33ノット(61 km/h) |
航続距離 | |
乗員 | |
武装 | (就役時) 54口径5インチ(127 mm)砲18門 4連装40mm機関砲21門 20mm機関砲68門 (改装後) シースパローランチャー8セル×2 CIWS ファランクス×2 - 3 |
搭載機 | 130 (計画), 100 (実際) ジェット機:65 - 68 |
ミッドウェイ級航空母艦(ミッドウェイきゅうこうくうぼかん、Midway class aircraft carrier)は、アメリカ海軍の航空母艦の艦級。同型艦は3隻。
近代史上における最も長期間の就役年数を誇る航空母艦の艦級で1945年の後半に就役が始まった本級は、最後まで現役であった一番艦のミッドウェイが、湾岸戦争に参加後の1992年に退役した。
[編集] 概要
ミッドウェイ級の就役直後は、エセックス級よりも30から40機以上の艦載機数を誇り、同時代における最大の空母であった。第二次世界大戦ではおよそ130機の航空団を運用した。不運にもその艦載機数は一艦における有効な指揮統制能力を超えていたことが間もなく認識された。しかしながら本級の搭載能力は1950年代後半から運用が開始されたより大きくより重いジェット戦闘機にとって最適の艦となった。
本級のいずれもが朝鮮戦争には派遣されず、主として地中海に展開した。本級はその後のベトナム戦争に派遣され、コーラル・シーはベトナム水域に展開し、ミッドウェイは三つの作戦に従事した。フランクリン・D・ルーズベルトは再び地中海に配備される直前に短期の戦闘配備が行われた。
1970年代末に本級は老朽化し、1977年にフランクリン・D・ルーズベルトが退役した。ルーズベルトの最終時にはAV-8 ハリアーが搭載されSTOVL機の運用テストが行われた。
残りの二隻は1980年にロナルド・レーガン大統領が就任し600隻艦隊構想を打ち出したため退役を免れた。二隻は耐用年数を延長するための改修が行われたが、この運用延長も長くは続かなかった。「不老の勇士」の愛称で呼ばれていたコーラルー・シーも1990年には海軍の退役リスト上にあった。
ミッドウェイはアメリカ海軍が湾岸戦争に派遣した六隻の空母のうちの一隻であったが戦争の数ヶ月後に同級の最後の一隻となったミッドウェイは退役が決定した。
コーラルー・シーは法的、環境的問題から六年の長期に渡ってゆっくりとスクラップにされ、ミッドウェイは同船を博物館とする運動グループによって救い出されるまで10年間モスボール状態で保管され現在サンディエゴ博物館として一般に開放されている。
ちなみにミッドウェーの母港は横須賀で、唯一海外で改装工事を受けた空母となった。
[編集] 同型艦
- ミッドウェイ (USS Midway, CV-41/CVB-41/CVA-41)
- フランクリン・D・ルーズベルト (USS Franklin D.Roosvelt, CV-42/CVB-42/CVA-42)
- コーラル・シー (USS Coral Sea, CV-43/CVB-43/CVA-43)
[編集] 関連項目
ミッドウェイ級航空母艦 |
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前級:タイコンデロガ級 次級:ユナイテッド・ステーツ |
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