マン (企業)
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種類 | 株式会社 | ||
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市場情報 |
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略称 | MAN | ||
本社所在地 | ドイツ連邦共和国 80339 バイエルン州ミュンヘン |
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設立 | 1898年 | ||
業種 | 製造業 | ||
事業内容 | トラック・バス・産業用エンジンの製造 | ||
売上高 | 130億ユーロ(2006年) | ||
従業員数 | 6万人 | ||
主要株主 | アリアンツ、フォルクスワーゲン | ||
関係する人物 | ルドルフ・ディーゼル | ||
外部リンク | http://www.man.de/ | ||
マン(MAN AG)はドイツの自動車・機械メーカーの一つ。社名の由来は「アウクスブルク-ニュルンベルクの機械工場」の頭文字(Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG)から。
目次 |
[編集] 概要
ディーゼルエンジンのパイオニアで、開発者のルドルフ・ディーゼルを擁していたことで有名。ドイツ株価指数 (DAX) 主要銘柄の一つで、アメリカのビジネス誌『フォーチュン』のグローバル企業ランキング500社にも挙げられている。
ドイツのトラック市場ではダイムラーに次いで2位の24%のシェアを誇り、数々のトラック・オブ・ザ・イヤー、コーチ・オブ・ザ・イヤー(観光バス部門)を受賞している。フロントのエンブレムはライオンがかたどられ、最近発表された新型バスには「ライオンズシティ」のように車名にもライオンが含まれる。
売上高の半分近くを自動車部門が占めるが、業務用印刷機等も生産している。
かつては鉄道車両の製造もしていたが、鉄道車両部門はアドトランツを経て、現在はボンバルディア・トランスポーテーションの一部分となっている。
[編集] 主な事業会社
- MAN Nutzfahrzeuge
- トラックやバスなど商用車の販売。MAN Nutzfahrzeuge
- MAN Diesel SE
- 自動車・鉄道車両・船舶・産業用ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンおよびエンジン関連部品を生産。MAN Diesel SE
- MAN Turbo AG
- ターボチャージャーや発電プラントなどを生産。MAN Turbo AG
- MAN Ferrostaal
- 企画・配送など付随サービス。MAN Ferrostaal
[編集] 年表
- 1840年 アウグスブルク機械工業(Maschinenfabrik Augsburg AG)創業
- 1841年 ニュルンベルク機械工学(Maschinenbau-AG Nürnberg)創業
- 1898年 Maschinenbau-AG NürnbergおよびMaschinenfabrik Augsburg AGが合併しMAN発足
- 1900年 ドイツ初の6色輪転機開発
- 1902年 ヴッパータールのモノレール敷設
- 1923年 直接噴射式ディーゼルエンジンを開発
- 1937年 MANミュージアム開設
- 1955年 ミュンヘンでトラックの生産開始
- 1971年 ブッシンク(Büssing)を買収し、バス製造部門に進出。アリアン宇宙プロジェクトに参加。
- 1990年 世界初の100%低床式LRVを発表
- 1999年 ミュンヘン国際空港で水素エンジンのバスを試験運行
- 2001年 バス製造のネオプランとスルザーを買収
- 2006年 フォルクスワーゲン主導での敵対的買収によるスカニア(スウェーデン)との事業統合をMANが提案していたが、2007年1月11日のフォルクスワーゲンの取締役会で否決され、フォルクスワーゲンからは両社が友好的に合併するよう働きかけていくと発表された。
[編集] 日本におけるマン
日本国内にマンの現地法人が存在しないため、日本ではまだマイナーな存在だが、下記のような実績がある。
[編集] バス
1980年代初期に起こった輸入二階建てバスブームの時期に、バウルC.S.B商事(中央観光バスの関連会社)によってマン製二階建てバスが輸入された。ネオプラン車よりも廉価に導入できることがセールスポイントで、日本に輸入された車両における外観上の特徴としては、他社のダブルデッカーが前中扉仕様であるのに対し、前扉のみで中扉がなかったことが挙げられる(最終期の車両では中扉を装備した車両も存在した)。主に大阪府の中央観光バスと大阪日本観光に導入され、中央観光バスではアンダーフロアコックピット(UFC)仕様のスーパーハイデッカーも2台導入されたが、全体的には少数派にとどまった。1986年の輸入を最後に新規導入は途絶えており、2006年現在の稼動車はごくわずかとみられる。 なお、バンホール製のセミダブルデッカー「アストロン」では、マン製エンジンを搭載していた。ダブルデッカー「アストロメガ」でははとバス購入車がマン製エンジンを搭載している。ニュージーランド・デザインライン製タービン電気バスのシャーシはオーストラリア・マンが製造している。
2001年のネオプラン買収でネオマン(NEOMAN)のバスが誕生したが、日本に輸入されているネオプラン車の多くがダイムラー製のエンジンを採用するため、2006年10月現在でマン製エンジンを搭載しているネオプラン車は、神奈川中央交通に導入された連節バス「ツインライナー」(ネオプランでの車種名は「セントロライナー」)の4台と、日の丸自動車興業が輸入した左ハンドルのトランスライナー・ユーロライナーがある。
[編集] トラック
2006年10月現在国内に輸入されたマン製トラックはまだ少ない。
[編集] 鉄道車両
国鉄DF50形ディーゼル機関車の発電機用エンジンとして採用された。なお、2001年に買収したズルツァー社製のエンジンも、DF50形の発電機用に採用されていた。
[編集] 船舶用エンジン
川崎重工業がライセンシーとなり、長年川崎MANディーゼルエンジンを製作していた。 海上自衛隊潜水艦向けや日本国有鉄道青函連絡船向け4サイクルエンジンが有名。
[編集] 車種一覧
[編集] バス
詳細はen:MAN AG Busesを参照
- Lion's City city/interurban bus
- Lion's Classic city/interurban bus
- Lion's Regio interurban bus
- Americana city bus
- NM 223/283
- NL/ÜL 313/363 F (LF)
- NL 202/232 (LF)
- NL 262 R
- NG 263/313/363 F (LF)
- ND 243 F
- 10.225 FOCL midi coach
- 11.190 HOCL midi (LF)
- 12.220 HOCL
- 14.280 HOCL
- 12.220 HOCL-NL
- 14.220 HOCL-NL
- 16.200
- 18.220/ 260/ 280 HOCL-SL
- 18.220/ 260/ 280/ 310/ 360 HOCL-SÜ
- 18.220/ 260/ 310 HOCL-NL (LF)
- 18.260/ 310/ 360/ 410/ 460 HOCL
- 24.310/ 360/ 410/ 460 HOCLN
- 28.310 HGOCL
[編集] トラック
- LE Series
- FE Series
- HX Series - 軍用トラック
- SX Series - 軍用トラック
- TGL Series, with ハイブリッドトラック ( MAN TGL OPTISTRANG and TGL EDA).
- TGM Series
- TGA Series
- TGX/S Series
- ERF - a UK only brand, bought from Western Star (which soon after became part of フライトライナー) in 2000年
- Hazmat tender
- Angloco foam tender
- Command unit
[編集] 外部リンク
- The MAN Group
- 観光バスのページ…マン製のダブルデッカー・スーパーハイデッカーの画像も掲載されている。
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