ブルゴス
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ブルゴス(Burgos)はスペインの都市。カスティーリャ・レオン州・ブルゴス県の県都。人口は約16万9千人(2004年)。サンタ・マリア大聖堂(ブルゴス大聖堂)は、ユネスコの世界遺産に登録されており、中世の民族的英雄エル・シッドとその妻などが埋葬されている。
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[編集] 地勢・産業
アルランソン川沿いの丘陵地帯に位置する。バスク地方とカスティーリャ地方を結ぶ交通の要所で、農業・工業ともに盛ん。近隣の都市としては、約115キロ南西にバリャドリッド、100キロ北東にバスク地方のビトリアが位置している。
[編集] 歴史
古代よりケルト人の集落が存在していたが、9世紀末、アストゥリアス王国によって城塞都市が建設された。標高850メートル程度の丘陵地帯に位置しており、レコンキスタ(再征服運動)初期における軍事上の根拠地となった。11世紀よりカスティーリャ王国の都となった。スペインにおいて英雄視されている中世の軍人エル・シッドの出身、活躍の地とされ、街にはエル・シッドの像が建てられている。20世紀のスペイン内戦においては、フランコ側の拠点となった。
街の郊外にはアタプエルカ遺跡があり、人類化石が出土している。