フランス大元帥
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フランス大元帥、より正確には“国王の陣営と軍隊の大元帥”(maréchal général des camps et armées du roi)は、フランス軍全体に対して権威を持つ称号である。当時、通常はフランス元帥は1個軍のみを率いた。通常はフランス軍総司令官が存在しない場合、及び1602年に廃止されて以後に、この称号はフランス元帥の上におかれた。
[編集] 在職者
フランス史上、6人しか存在しない。
- 革命以前の絶対王政時代の5人
- ビロン公シャルル・ド・ゴントー(Charles de Gontaut, duc de Biron) 1562年~1602年
- フランス提督 1592年
- 提督及び元帥 1594年1月26日
- 大元帥の任命日は不明
- 1602年処刑
- レディギエレ公フランソワ・ド・ボンヌ (François de Bonne, duc de Lesdiguières) 1543年~1626年
- 元帥 1609年9月27日
- 大元帥 1621年3月30日
- フランス軍総司令官 1622年6月6日
- テュレンヌ子爵アンリ・ド・ラ・トゥール・ドーヴェルニュ(Henri de la Tour d'Auvergne, Vicomte de Turenne) 1611年~1675年
- 元帥 1643年11月16日
- 大元帥 1660年4月4日
- 王政復古時代の1人(ルイ・フィリップ王時代)
- ニコラ=ジャン・ド・デュ・スールト(Nicolas Jean de Dieu Soult) 1769年~1851年
- 元帥(大陸軍 1804年5月19日
- 大元帥 1847年9月15日
[編集] 出典
- フランス語版ウィキペディアfr:Maréchal général des camps et armées du roiを参考に製作された英語版の記事en:Marshal General of Franceの2007年6月28日現在の最新版(2007年5月19日更新版)を和訳しました。