フォレスタル級航空母艦
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フォレスタル級航空母艦 | |
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艦級概観 | |
艦種 | 航空母艦 |
艦名 | |
前級 | ユナイテッド・ステーツ級航空母艦 |
次級 | キティホーク級航空母艦 |
性能諸元 | |
排水量 | 基準:59,060 t、満載:79,250 t |
全長 | 325 m |
全幅 | 水線39.50m/最大76.80m |
吃水 | 11.3 m |
機関 | 蒸気タービン4基 4軸 |
最大速力 | 33ノット (61 km/h) |
航続距離 | |
乗員 | |
武装 | 127mm砲 8門(就役時) |
搭載機 | 約75 |
フォレスタル級航空母艦(フォレスタルきゅうこうくうぼかん、Forrestal class aircraft carrier)は、アメリカ海軍の航空母艦の艦級。1950年代に四隻が建造された。
[編集] 概要
フォレスタル級はアメリカ海軍の最初の「超大型空母(スーパー・キャリアー)」であった。建造中止となったユナイテッド・ステーツの後を受けたものである。
同級は巨大な排水量(満載排水量約80,000トン、第二次世界大戦中に建造されたミッドウェイ級より25%以上大きい。)、アングルド・デッキ(斜め着艦用飛行甲板)の採用(フォレスタルとサラトガはアクシャル・デッキ(一枚甲板)で建造が開始されたが建造中に変更された)、巨大なアイランド、強力な航空団の搭載(80-100機のジェット戦闘機を搭載。)から、その後のキティホーク級やニミッツ級原子力空母の原型となった艦でもある。ミッドウェイ級と比較すると全長で100フィート長く、荒天下でも安定した操艦を行えた。
フォレスタル級は最初の近代的な超大型空母であったが、その設計は完全ではなかった。特に艦載機エレベータが貧弱であり、左舷のエレベータはアングルド・デッキにかかる形でカタパルトの前部に設置されていたため、着艦時にも、発艦時にも使用しづらかった。また右舷側のエレベータはアイランドの前部に1基、後部に2基装備していたがこちらも着艦後の搬入には使用しづらかった。後のキティホーク級では左舷エレベータをアングルド・デッキの後部に配置し、右舷はアイランドの反対側に第二エレベータを配置し前部に2基、後部に1基とすることで艦載機の搬入を改善した。
1998年までに全艦退役した。
[編集] 同型艦
- フォレスタル (USS Forrestal, CVA-59)
- サラトガ (USS Saratoga, CVA-60)
- レンジャー (USS Ranger, CVA-61)
- インディペンデンス (USS Independence, CVA-62)
[編集] 関連項目
フォレスタル級航空母艦 |
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