バレーボールブラジル女子代表
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国または地域 | ブラジル |
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協会 | ブラジルバレーボール連盟 |
監督 | ジョゼ・ギマラエス(José Roberto Guimarães) |
オリンピック出場回数 | 7回 |
初出場 | モスクワ 1980 |
最高成績 | 銅メダル(1996、2000) |
世界選手権出場回数 | 13回 |
初出場 | 1956世界選手権 |
最高成績 | 準優勝(1994、2006) |
FIVBランキング | 1位(2007年11月16日版) |
バレーボールブラジル女子代表(―じょしだいひょう)は、バレーボールの国際大会で編成されるブラジルの女子バレーボールナショナルチームである。
目次 |
[編集] 歴史
ワールドグランプリと南米選手権では14度優勝(出場国中歴代1位の優勝回数、2位はペルーで12回)しているが、三大大会では優勝がない。男子代表は他を圧倒しているといってもいいが、女子は中国・ロシアとほとんど変わらない。ワールドグランプリは3連覇中である。
2005年に入るとこれまでブラジル代表の中心だったキャプテンでセッターのベンツリーニ・フェルナンダが勇退、レフトエースのエリカ・コインブラやベテラン勢が代表から退き、それまでのブラジルを支えた中心が一気に入れ替わった。2005年最初の大会のモントルーバレーマスターズでは、日本、キューバ、ドイツ、イタリアを下し全勝で決勝に勝ち上がった。決勝の対戦相手はアテネ五輪金メダルの中国だったが、2セット奪われてから3セット取り返し逆転勝ちで優勝した。
2005ワールドグランプリでは日本に3-2の激戦を制すなど予選を2位で通過し、中国には敗れたものの通算成績4勝1敗で優勝、大会2連覇を果たした。大会MVPにはパウラ・ペケーノが選ばれた。
2005年南米選手権では、1セットも落とすことなく優勝した。この優勝により2005年ワールドグランドチャンピオンズカップの出場が決まった。
2005年ワールドグランドチャンピオンズカップでは、初戦で中国に2セット取られてからの3セット連取の逆転勝ちを収めるとその勢いのまま5連勝全勝優勝を飾った。大会MVPにはシェイラ・カストロが選ばれた。2005年の国際大会は全てブラジルが優勝した。
2006年に入るとどこからでも攻撃できる立体バレーは完成度を益々上げていった。アテネ五輪に出場経験のあるエースマリアンネ・ステインブレッシェルも怪我から復帰した。モントルーバレーマスターズ2006がこの年初めての国際大会となったが、全勝で決勝へ行くと去年と同じカード中国との対戦となったが接戦のフルセットを制しての優勝、この大会3連覇となった。この直後イタリアのクールマイヨール国際2006に出場し優勝。パンアメリカンカップ2006でも優勝。2006ワールドグランプリは予選から決勝まで負けなしで大会初の全勝優勝で初の3連覇達成した。2006年世界選手権でブラジルは全勝で決勝へ進出した。決勝は「高さのロシア」と「技術のブラジル」との戦いとなった。お互いの特徴のバレーが激突する展開でフルセットの攻防となったが、最後は逆転され、3大大会でまたブラジルは優勝を逃した。世界ランキングは中国を抜いたもののロシアに抜かれ2位のままとなった。
[編集] 過去の成績
[編集] オリンピックの成績
- 1964年 - 不出場
- 1968年 - 不出場
- 1972年 - 不出場
- 1976年 - 不出場
- 1980年 - 7位
- 1984年 - 7位
- 1988年 - 6位
- 1992年 - 4位
- 1996年 - 銅メダル
- 2000年 - 銅メダル
- 2004年 - 4位
- 2008年 -
[編集] 世界選手権の成績
- 1952年 - 不参加
- 1956年 - 11位
- 1960年 - 5位
- 1962年 - 8位
- 1967年 - 不出場
- 1970年 - 13位
- 1974年 - 15位
- 1978年 - 7位
- 1982年 - 8位
- 1986年 - 5位
- 1990年 - 7位
- 1994年 - 準優勝
- 1998年 - 4位
- 2002年 - 7位
- 2006年 - 準優勝
- 2010年 -