デミ・ムーア
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デミ・ムーア(Demi Moore, 1962年11月11日 - )はアメリカ合衆国の女優。あどけなさの残るイノセントなベビー・フェイス、ショートカットと澄んだ瞳の知的な顔立ちと豊満な肉体とのアンバランスが耳目を集め、1980年代後半から1990年前半の米国でトップスターとなった。
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[編集] 来歴
ニューメキシコ州ロズウェルで生まれ、女優になるため16歳で学校をやめ、モデルとして活躍。1982年、ソープ・オペラに出演するチャンスを掴み注目されるが、同時に麻薬を使用するようになってしまう。『セント・エルモス・ファイアー』を撮影中、ハイの状態のままセットに現れた彼女を、監督のジョエル・シュマッカーはクビにしたこともあった。その後治療を受けて回復。
1990年の『ゴースト/ニューヨークの幻』のヒットで有名になる。
プライベートでは1980年、18歳のときに最初の結婚をするが4年後に離婚。『セント・エルモス・ファイアー』で共演したエミリオ・エステベスと婚約したが3年後に破棄。1987年、ブルース・ウィリスと再婚し、13年間の結婚生活を経て2000年に離婚。3人の娘をもうけ、女優のルーマー・ウィリスがいる。2005年には16歳年下の俳優アシュトン・カッチャーと結婚した。このとき挙式にはブルース・ウィリスも出席している。
また、モデル時代に撮ったヌード写真が流出したり、妊娠中にヌードを披露したりといったことでも話題になった。
プロデューサーとしても活動しており、『オースティン・パワーズ』シリーズのプロデューサーの一人でもある。 また、バービー人形のコレクターとしても有名。
[編集] 出演作品
- 恋人ゲーム No Small Affair (1984)
- セント・エルモス・ファイアー St. Elmo's Fire (1985)
- きのうの夜は…About Last Night... (1986)
- 第七の予言 The Seventh Sign (1988)
- ゴースト/ニューヨークの幻 Ghost (1990)
- 夢の降る街 The Butcher's Wife (1991)
- ア・フュー・グッドメン A Few Good Men (1992)
- 幸福の条件 Indecent Proposal (1993)
- ディスクロージャーDisclosure (1994)
- スカーレット・レター The Scarlet Letter (1995)
- 陪審員 The Juror (1996)
- 素顔のままで Striptease (1996)
- 地球は女で回ってる Deconstructing Harry (1997)
- G.I.ジェーン G.I.Jane (1997)
- 薔薇の眠り Passion of Mind (2000)
- チャーリーズ・エンジェル フルスロットル Charlie's Angels: Full Throttle (2003)
- ボビー Bobby (2006)
- ゴースト・ライト Half Light (2006)
[編集] ラジー賞
- 最低主演女優賞:『陪審員』『素顔のままで』
- 最低スクリーンカップル賞:バート・レイノルズとのカップルで『素顔のままで』
- 最低主演女優賞:『G.I.ジェーン』
- 最低助演女優賞:『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』
[編集] 外部リンク
- Delight.com's birthday spotlight on Demi Demi's style and fashion influences at Delight.com
- Roles that Demi Moore turned down
- Demi Goddess (profile from Daily Variety by Michael Dare