デイラミ
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デイラミ | |
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品種: | サラブレッド |
性別: | 牡 |
毛色: | 芦毛 |
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生誕: | 1994年4月20日 |
死没: | (現役種牡馬) |
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父: | ドユーン |
母: | ダルタワ |
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生国: | アイルランド |
生産: | アーガー・ハーン4世 |
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馬主: | アーガー・ハーン4世 →ゴドルフィン |
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調教師: | アラン・ド・ロワイユ・デュプレ(仏) →サイード・ビン・スルール(UAE) |
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競走成績 | |
生涯成績: | 21戦11勝 |
獲得賞金: | 2,190,000フラン 711,947ポンド 488,750愛ポンド 1,430,000ドル |
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デイラミ(Daylami、1994年 - )はアイルランド生まれの競走馬である。半弟に2003年の凱旋門賞馬ダラカニがいる。
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[編集] 戦績
[編集] 2歳・3歳時代
1996年9月のカスケード賞でデビューし勝利。次走準重賞のヘロド賞にも勝ち、G1クリテリウムドサンクルーでは1番人気に支持されるがシャカの2着に敗れる。
1997年はG3フォンテンブロー賞、G1プール・デッセ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)を連勝。この後はジョッケクルブ賞(フランスダービー)ではなくマイル路線を進むが、セントジェームズパレスステークスは3着、ジャック・ル・マロワ賞では当時の世界最強マイラースピニングワールドの後塵を拝し2着、ムーラン・ド・ロンシャン賞もスピニングワールドの3着と勝ち切れない競馬が続いた。この後馬主がゴドルフィンに代わり、調教師もゴドルフィンお抱えのサイード・ビン・スルールに、主戦騎手もランフランコ・デットーリに代わっている。
[編集] 古馬時代
1998年は一転して中距離路線を進み、5月のタターソールズゴールドカップ(この当時はG2)に勝利。プリンスオブウェールズステークス(この当時はG2)の3着を挟んでエクリプスステークスに勝利し、中距離でも世界一流の実力であることを証明して見せた。キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスはスウェインの前に4着と完敗を喫するが、次走でアメリカへ遠征しマンノウォーステークスに出走。後にブリーダーズカップ・ターフに勝ちエクリプス賞最優秀芝牡馬のタイトルを獲得するバックスボーイを下し優勝を飾った。その後は欧州に戻りチャンピオンステークス3着の後休養に入った。
1999年初戦は生涯唯一のダート戦となるドバイワールドカップに出走したが5着と惨敗。この年からG1に格上げされたタターソールズゴールドカップでは牝馬シーヴァの2着に敗れた[1]。やや低調な出だしとなった1999年だがこの後は充実の一途を辿る。次走コロネーションカップでは2400mの距離を克服し優勝。キングジョージでは5馬身差、アイリッシュチャンピオンステークスでは2着馬に9馬身差を付ける圧勝でG1を3連勝。次走は凱旋門賞に出走するが、不良馬場が合わなかったのかモンジューとエルコンドルパサーの激闘を尻目に9着と大敗する。この後は再びアメリカへ遠征しブリーダーズカップ・ターフを2馬身半差で快勝した。この勝利でこの年から設立されたワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップの初代王者に輝き、さらにカルティエ賞年度代表馬、最優秀古馬、エクリプス賞最優秀芝牡馬と合計4つのタイトルを獲得し引退、種牡馬入りした。
[編集] 競走成績
出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 | 着順 | 騎手 | 着差 | 1着(2着)馬 |
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1996.09.19 | ロンシャン | カスケード賞 | 芝1600m | 1着 | G.モッセ | 1 1/2馬身 | (Rate Cut) | |
1996.10.07 | エヴリ | ヘロド賞 | 準重 | 芝1600m | 1着 | G.モッセ | 2馬身 | (Bartex) |
1996.11.02 | サンクルー | クリテリウムドサンクルー | G1 | 芝2000m | 2着 | G.モッセ | 3/4馬身 | Shaka |
1997.04.27 | ロンシャン | フォンテンブロー賞 | G3 | 芝1600m | 1着 | G.モッセ | 2馬身 | (Loup Sauvage) |
1997.05.11 | ロンシャン | プール・デッセ・デ・プーラン | G1 | 芝1600m | 1着 | G.モッセ | 2馬身 | (Loup Sauvage) |
1997.06.17 | アスコット | セントジェームズパレスS | G1 | 芝8f | 3着 | G.モッセ | 5馬身 | Starborough |
1997.08.17 | ドーヴィル | ジャック・ル・マロワ賞 | G1 | 芝1600m | 2着 | G.モッセ | 2馬身 | Spinning World |
1997.09.07 | ロンシャン | ムーラン・ド・ロンシャン賞 | G1 | 芝1600m | 3着 | G.モッセ | 3 1/2馬身 | Spinning World |
1998.05.24 | カラ | タターソールズ金杯 | G2 | 芝10f | 1着 | L.デットーリ | (Stage Affair) | |
1998.06.16 | アスコット | プリンスオブウェールズS | G2 | 芝10f | 1着 | L.デットーリ | 1/2馬身 | Faithful Son |
1998.07.04 | サンダウン | エクリプスS | G1 | 芝10f7y | 1着 | L.デットーリ | 1/2馬身 | (Faithful Son) |
1998.07.25 | アスコット | KGVI&QES | G1 | 芝12f | 4着 | M.キネーン | 3馬身 | Swain |
1998.09.12 | ベルモントパーク | マンノウォーS | GI | 芝11f | 1着 | J.ベイリー | 1 1/4馬身 | (Buck's Boy) |
1998.10.17 | ニューマーケット | チャンピオンS | G1 | 芝10f | 3着 | L.デットーリ | 2馬身 | Alborada |
1999.03.28 | ナドアルシバ | ドバイワールドC | G1 | D10f | 5着 | J.ヴェラスケス | 4 1/2馬身 | Almutawakel |
1999.05.23 | カラ | タターソールズ金杯 | G1 | 芝10f110y | 2着 | L.デットーリ | 2 1/2馬身 | Shiva |
1999.06.04 | エプソム | コロネーションカップ | G1 | 芝12f10y | 1着 | L.デットーリ | 3/4馬身 | (Royal Anthem) |
1999.07.24 | アスコット | KGVI&QES | G1 | 芝12f | 1着 | L.デットーリ | 5馬身 | (Nedawi) |
1999.09.11 | レパーズタウン | 愛チャンピオンS | G1 | 芝10f | 1着 | L.デットーリ | 9馬身 | (Dazzling Park) |
1999.10.03 | ロンシャン | 凱旋門賞 | G1 | 芝2400m | 9着 | L.デットーリ | 24馬身 | Montjeu |
1999.11.06 | ガルフストリーム | BCターフ | GI | 芝12f | 1着 | L.デットーリ | 2 1/2馬身 | (Royal Anthem) |
[編集] 種牡馬
アイルランドのギルタウン・スタッドで種牡馬となり、初年度からアイリッシュダービー等G1 2勝のグレイスワローを輩出、順調なスタートを切ったものの、その後が続かなかったために、2006年11月には南アフリカへ輸出されることが発表された。
[編集] 血統表
デイラミの血統 (ミルリーフ系/Princequillo 4×5=9.38%、Nasrullah、Malindi 4×5=9.38%) | |||
父
Doyoun 1985 黒鹿毛 |
Mill Reef 1968 鹿毛 |
Never Bend | Nasrullah |
Lalun | |||
Millan Mill | Princequillo | ||
Virginia Water | |||
Dumka 1971 黒鹿毛 |
Kashmir | Tudor Melody | |
Queen of Speed | |||
Faizebad | Prince Taj | ||
Floralie | |||
母
Daltawa 1989 芦毛 |
Miswaki 1978 栗毛 |
Mr.Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Hopespringseternal | Buckpasser | ||
Rose Bower | |||
Damana 1981 芦毛 |
*Crystal Palace | Caro | |
Hermieres | |||
Denia | Crepello | ||
Rose Ness F-No.9-e |