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ダイヤモンドフェリー - Wikipedia

ダイヤモンドフェリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社ダイヤモンドフェリー
The Diamond Ferry Co., Ltd.
ファンネルマーク
ファンネルマーク
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 870-0003
大分県大分市生石5丁目3番1号
電話番号 097-536-5500
設立 1968年5月20日
業種 海運業
事業内容 一般旅客定期航路事業、海上運送及び取扱業、船舶貸渡業、陸上運送及び取扱業など
代表者 竹本伸一
資本金 1,000,000,000円
売上高 94,000,000,000円(2007年度)
従業員数 337名
主要株主 (株)商船三井、商船三井テクノトレード(株)、(株)新来島どっく、(株)住友信託銀行
主要子会社 (株)ダイヤモンドライン、さんふらわあトラベル(株)(株)ダイヤモンドウイング、(株)西日本フェリーマネージメント
外部リンク http://www.diamond-ferry.co.jp/
特記事項:神戸本部:〒658-0031 兵庫県神戸市東灘区向洋町東3丁目21番地(ダイヤモンドフェリービル4階) TEL:078-857-9521
  

株式会社ダイヤモンドフェリー(英名:The Diamond Ferry Co., Ltd.)は、大分県大分市生石に本社を置く海運会社。阪神地区から大分・志布志(鹿児島県)へのフェリーを運航している。商船三井グループ。

目次

[編集] 概要

神戸本部(六甲アイランド)
神戸本部(六甲アイランド
大阪南港に入港するダイヤモンドフェリーの さんふらわあ(左:きりしま、右:ごーるど)
大阪南港に入港するダイヤモンドフェリーの さんふらわあ(左:きりしま、右:ごーるど)

船体にはダイヤモンドフェリーのシンボルともいえる「ダイヤモンドをつけたイルカの絵」が描かれていて、ファンネルマークは青地に白で「Dマーク」が入っていたが、2007年11月の新造船からは、船体の塗装は従来のものから「さんふらわあ塗装」に変更となり、ファンネルマークはオレンジ地に白で「Dマーク」が入っている(旧塗装船の引退および、関西汽船から「さんふらわあ こがね」の転属に伴い、就航船はすべて「さんふらわあ塗装」となった)。また、新造船の名は一般公募されたものの結果的に伝統的な名前が踏襲され、「さんふらわあごーるど」「さんふらわあぱーる」に決定した。

[編集] 沿革

  • 1968年5月20日 - 九四阪神フェリー株式会社を設立。
  • 1969年5月27日 - 株式会社ダイヤモンドフェリーに社名変更。
  • 1970年2月 - 阪九フェリーに続き、日本で2番目の長距離フェリー航路として神戸大分航路を開設し、第1船「フェリーゴールド」就航。
車なしの一般徒歩客は乗船することができず、車両付きの旅客のみを扱う。
  • 1970年3月 - 神戸~大分航路に第2船「フェリーパール」就航。同航路は毎日運航となる。
  • 1970年7月 - 神戸~大分航路が松山寄港を開始する。
  • 1970年9月 - 神戸~松山~大分航路に第3船「フェリールビー」就航。
  • 1971年1月 - 来島どっくが出資し傘下におさめる。
  • 1973年5月 - 神戸~松山~大分航路に「おくどうご」就航。
  • 1976年2月 - 神戸~松山~大分航路に「おくどうご2」就航。
  • 1980年7月 - 神戸港の発着港を東神戸(青木)から六甲アイランドへ移転。
  • 1980年10月 - 神戸~大分、松山~大分間の一般旅客輸送を開始する。
  • 1982年12月 - 神戸~松山~大分航路に「おくどうご6」「おくどうご8」就航。神戸~松山間の一般旅客輸送を開始し、すべての区間で一般徒歩客の乗船が可能になる。
  • 1986年10月 - 神戸~松山~大分航路に「クイーンダイヤモンド」就航。
  • 1986年11月 - 神戸~松山~大分航路に「フェリーダイヤモンド」就航。
  • 1990年7月 - 神戸~松山~大分航路に「ブルーダイヤモンド」就航。
  • 1990年7月 - 関西汽船室戸汽船とともに来島グループ傘下から大阪商船三井船舶(現・商船三井)傘下になる。
  • 1991年2月 - 神戸~松山~大分航路に「スターダイヤモンド」就航。
  • 1995年7月 - 郡中(愛媛県伊予市)~大分航路に高速旅客船「スピーダー」就航。
「海の新幹線」と称し両港間を1時間45分で結んだが、利用客は低迷し、年間の赤字が2億円にものぼったという。
  • 1997年 - 郡中~大分航路(高速船)が別府寄港を開始。
  • 1998年3月 - 郡中~別府~大分航路(高速船)廃止。
  • 1998年4月 - 愛媛阪神フェリーと共同運航を開始し、今治港寄港を開始する。
  • 2000年7月 - 愛媛阪神フェリーの解散に伴い、同社の船舶をダイヤモンドフェリーに移管する。
  • 2001年10月 - 「スターダイヤモンド」に機関故障が発生し長期間運休に追い込まれる。このため2001年9月に航路廃止され係船中だった「さんふらわあ くろしお」を用船するが、大分港に接岸できないため、同年12月中旬まで神戸~別府直行便として運航。
  • 2003年4月1日 - 同じ商船三井グループである関西汽船と業務提携し、上りの第3便(「さんふらわあ こがね」「さんふらわあ にしき」)において大分~神戸間で共同運航を開始する。「クイーンダイヤモンド」が引退し3隻体制に改める。瀬戸内海昼行便ができる。
  • 2005年4月1日 - 関西汽船と「フェリーさんふらわあ共同営業センター」を設立。各種割引の相互利用が可能になる。
  • 2006年3月1日 - 「フェリーさんふらわあ」共通の会員制度「瀬戸内海倶楽部」開始。
  • 2006年10月10日 - 大分港乗り場を新ターミナルに移転。
  • 2007年7月1日 - ブルーハイウェイライン西日本を吸収合併、大阪志布志航路(南九州航路)を引き継ぐ。
  • 2007年7月3日 - 新造船「さんふらわあ ごーるど」進水。
  • 2007年9月11日 - 新造船「さんふらわあ ぱーる」進水。
  • 2007年11月21日 - 「さんふらわあ ごーるど」が、大阪~別府間の関西汽船運航便に就航。これに伴い関西汽船の「さんふらわあ こがね」がダイヤモンドフェリー運航航路へ移り、「フェリーダイヤモンド」は引退。
  • 2008年1月16日 - 「さんふらわあ ぱーる」が中九州航路の直行便に就航、「さんふらわあ ごーるど」も同航路へ就航。寄港便は関西汽船運航便と統合し上下1便ずつに集約のうえ昼行便を廃止して合計6隻に減船し「スターダイヤモンド」が引退。
  • 2008年2月7日 - 「さんふらわあ こがね」がダイヤモンドフェリー運航船として就航し、ファンネルマークがダイヤモンドフェリーの「Dマーク」に変更される。また、この日の大分発寄港便をもって「ブルーダイヤモンド」が引退。
  • 2008年3月1日 - 志布志港から鹿児島市内への徒歩乗船客向けに、志布志港~鹿児島市内にシャトルバスの運行を開始。
  • 2008年3月 - 関西汽船との共通会員組織「瀬戸内海倶楽部」を解消し、新たにダイヤモンドフェリー独自の会員組織として「ダイヤモンドフェリー瀬戸内海倶楽部」を発足。
  • 2008年4月1日 - 南九州航路のダイヤ改定を実施し、各港の出港時刻の繰り上げと入港時刻の繰り下げが行われる。
  • 2008年4月21日 - 関西汽船とともに中九州航路のダイヤ改定を実施。ほとんどの便で、出航時間の10分繰り上げもしくは入港時間の10分繰り下げが行われる。

[編集] 航路

大阪南港に入港する「さんふらわあ きりしま」(右)
大阪南港に入港する「さんふらわあ きりしま」(右)
中九州航路(関西汽船と共同運航)

※営業は「フェリーさんふらわあ共同営業センター」にて。

関西汽船の船(直行便、寄航便)とともに2008年7月8日より大阪南港乗り場をフェリーターミナルからATC前のコスモフェリーターミナルR−5岸壁に移転した。[1]

南九州航路(旧・ブルーハイウェイライン西日本)
  • 大阪南港 - 志布志港

[編集] 船舶

[編集] 運航中の船舶

[編集] 中九州航路

さんふらわあ ごーるど(大阪南港)
さんふらわあ ごーるど(大阪南港)

[編集] 直行便
さんふらわあ ごーるど
2007年11月21日就航。11,380総トン。全長165.5m、幅27.0m、出力24,480馬力、航海速力23.2ノット。
旅客定員780名。車両搭載数:トラック147台・乗用車75台。三菱重工業下関造船所建造。
当初は2008年1月16日まで関西汽船運航便の下り直行便・上り寄港便に関西汽船のさんふらわあ にしきと交互に就航。
さんふらわあ ぱーる
2008年1月16日就航。11,380総トン。全長165.5m、幅27.0m、出力24,480馬力、航海速力23.2ノット。
旅客定員780名。車両搭載数:トラック147台・乗用車75台。三菱重工業下関造船所建造。

[編集] 寄港便
さんふらわあ こがね
1992年8月3日就航、2007年11月21日よりダイヤモンドフェリー運航便に就航。9,684総トン、全長150.9m、幅25.0m、出力25,200馬力、最高速力24.7ノット、航海速力22.1ノット。
旅客定員942名、乗組員55名。車両搭載数:トラック100台・乗用車60台。カナサシ豊橋工場建造。
関西汽船のさんふらわあ にしきと交互に就航。2008年1月までは関西汽船所属の船舶だった。2008年2月1日にドック入りし、この日をもってダイヤモンドフェリー船籍となる。ファンネルマークを「Dマーク」に変更のうえ、2月7日よりダイヤモンドフェリー運航船として就航。

[編集] 南九州航路

さんふらわあ きりしま(大阪南港)
さんふらわあ きりしま(大阪南港)
さんふらわあ さつま(2代目)
1993年3月24日就航。
船籍港は当初東京となっていたが、現在は2隻とも大阪に変更されている。
2008年1月のドック入りの際、ファンネルに「Dマーク」が追加された。
さんふわわあ きりしま
1993年8月26日就航。12,418総トン、全長186m、幅25.5m、出力34,200馬力、航海速力24.7ノット。
旅客定員782名。車両積載数:トラック175台・乗用車140台。三菱重工業下関造船所建造。


かつてのファンネルマーク
かつてのファンネルマーク

[編集] 過去に運航していた船舶

フェリーゴールド
3,988総トン、全長117.5m。
「フェリーダイヤモンド」就航(1986年11月)に伴い海外に売却。
フェリーパール
4,084総トン、全長117.5m。
「クイーンダイヤモンド」就航(1986年10月)に伴い海外に売却。
フェリールビー
4,619総トン、全長117.5m。
「おくどうご2」就航(1976年2月)に伴い予備船となる。「おくどうご6」「おくどうご8」就航(1982年12月)に伴い海外に売却。
おくどうご
4,440総トン、全長118.9m。
  • 1973年5月、愛媛阪神フェリーより用船し後に購入。「おくどうご6」「おくどうご8」就航(1982年12月)に伴い係船。
おくどうご2
4,851総トン、全長118.9m。
  • 1976年2月、愛媛阪神フェリーより用船し後に購入。「おくどうご6」「おくどうご8」就航(1982年12月)に伴い係船。
おくどうご6
6,379総トン、全長135.1m。
1982年12月就航。元・広島グリーンフェリー「グリーンエース」。「ブルーダイヤモンド」就航(1990年7月)に伴い係船。
おくどうご8
6,135GT、全長137m。
1982年12月就航。元・広島グリーンフェリー「グリーンアーチ」。「スターダイヤモンド」就航(1991年2月)に伴い係船。
クイーンダイヤモンド
9,023総トン、全長150.8m、幅25.0m、出力25,200馬力、航海速力23ノット。
旅客定員942名。車両積載数:トラック105台・乗用車50台。
関西汽船との共同運航開始(2003年4月)に伴い、海外へ売船。Sea World Express Ferry(韓国)の「ニューシーワールド高速フェリー号」として、木浦~済州島間で就航中。塗装はダイヤモンドフェリー時代のままで、イルカマークもそのまま残っている。
さんふらわあ くろしお
9,723総トン、全長160m、航海速力22.7ノット。
三菱重工下関造船所建造。
1997年7月、ブルーハイウェイライン(東京~高知航路)就航。2001年9月の航路廃止後、2001年10月から12月まで「スターダイヤモンド」の機関故障に伴う代替船として就航。後に海外へ売船され、2002年4月よりパンスターフェリー(韓国)の「パンスター ドリーム」(PANSTER DREAM・韓国船籍)として就航中。
スピーダー(高速船)
375総トン、全長43.4m、機関出力2,720馬力×4基、最高速力42.5ノット、航海速力39ノット。
旅客定員331名。オースタル社(オーストラリア)建造
1998年3月の航路廃止に伴い、海外(メキシコ)に売却。
フェリーダイヤモンド(神戸港)
フェリーダイヤモンド(神戸港)
フェリーダイヤモンド
1986年11月30日就航。9,023総トン、全長150.8m、幅25.0m、出力25,200馬力、航海速力23ノット。
旅客定員942名。車両積載数:トラック105台・乗用車50台。来島どっく大西工場建造。
2007年11月21日のさんふらわあごーるど就航に伴い引退。
スターダイヤモンド
1991年2月5日就航。9,463総トン、全長150.8m、幅25.0m、出力25,200馬力、航海速力23ノット。
旅客定員942名。車両積載数:トラック105台・乗用車50台。新来島どっく大西工場建造。
2008年1月16日のさんふらわあぱーる就航に伴い引退。
ブルーダイヤモンド(別府港)
ブルーダイヤモンド(別府港)
ブルーダイヤモンド
1990年7月23日就航。9,463総トン、全長150.8m、幅25.0m、出力25,200馬力、航海速力23ノット。
旅客定員942名。車両積載数:トラック105台・乗用車50台。新来島どっく大西工場建造。
中九州航路の減便及び「さんふらわあ こがね」の関西汽船からの移籍に伴い引退。

[編集] 各種割引制度

※特記なき場合は全等級利用可能だが、各種割引を重複しての適用は不可。トラックは軽トラックを含め往復割引を除くすべての割引が適用できない。なお、中九州航路と南九州航路は各種割引の相互利用ができないほか、予約業務も別個に行っている。

中九州航路(神戸~大分・大阪~神戸~今治~松山~大分・関西汽船大阪~別府航路)

2005年4月の「フェリーさんふらわあ共同営業センター」発足に伴い、関西汽船の阪神~松山~大分・別府航路との間で割引制度の統一が行われ、各種割引は相互の利用が可能になった。また、関西汽船の株主優待券でダイヤモンドフェリー運航便も利用可能だが、乗船日前日までの予約が必要となっている。

  • インターネット割引 - 20%割引(繁忙期(年末年始・ゴールデンウィーク・お盆)は予約は可能だが適用は不可)
予約期間は2ヶ月前の同一日(当日が日曜・祝日の場合は翌日)から乗船日前日の出港24時間前まで。インターネット割引よりも割引率の高い割引を利用したい場合は、乗船日当日に窓口へ申告すれば変更が可能。
  • 往復割引 - 往路の乗船日から2週間以内に往復する場合、復路運賃が40%割引となる。復路が往路より上等級であっても適用可能である。また、復路の乗船日が繁忙期にかかる場合は復路運賃が10%割引となる(復路の割引であるため、往路の乗船日は関係ない)。
  • 学生割引 - 30%割引(繁忙期は20%割引)
各等級の旅客運賃のほか、ドライバー本人が運転する場合に限り、バイク・乗用車などの車両にも学生割引が適用できる。
  • シルバー割引 - 20%割引(繁忙期は適用不可)
旅客運賃のみに適用され、車両は対象外だが、等級差額には適用可能。またドライバー本人がJAF会員の場合は車両運賃にJAF会員割引を併用可能。
  • JAF会員割引 - 10%割引(通年)
会員証所持のドライバー本人と同乗者全員に適用。繁忙期を含めたすべての期間で利用可能だが、二輪車については会員本人のみに適用され、同乗者は対象外である。[2]
  • 身体障害者割引、知的障害者割引 - 50%割引(適用対象の詳細は公式サイトを参照)
第1種の手帳を所持している場合は全等級本人と介護者1名が5割引となり、乗用車がある場合は車両運賃も5割引となるが、二輪車は適用外である。第2種の手帳を所持している場合は本人のみが割引対象となるが、割引できる等級は2等・ツーリスト・2等寝台・スタンダードのみとなり、車両運賃と1等以上の等級は割引対象外である。
  • 団体割引
  • 株主優待割引(関西汽船)- 40%割引。乗船日に有効な優待券が必要。繁忙期ついてはお盆と年末年始は利用できないが、ゴールデンウイークは利用可能。
南九州航路(大阪~志布志航路)

割引対象は旅客および6m未満の車輌のみ。関西汽船の株主優待券は利用できない。シーズン別運賃は導入していないが、繁忙期の期間には、期日を限定して大阪発の下り便と志布志発の上り便に、通常期よりも割高となる「繁忙期運賃」が設定されている。設定日は曜日の配列などにより毎年異なっている。

  • インターネット予約割引 - 5%割引(繁忙期は利用不可)
  • 復路割引 - 10%割引
  • 学生割引 - 20%割引(2等、2等寝台のみ。乗用車、バイク、自転車のみ適用)
  • 身体障害者割引、知的障害者割引、被救護者割引 - 50%割引(適用対象は公式サイトを参照)
  • 勤労青少年割引 - 20%割引(2等、2等寝台のみ)
  • 一般団体割引
    • 15名以上 - 10%割引(繁忙期は利用不可)
    • 50名以上 - 15%割引(繁忙期は利用不可)
    • 100名以上 - 20%割引(繁忙期は利用不可)
  • 学生団体割引 - 30%割引(繁忙期は利用不可。2等、2等寝台のみ)
  • 九州ラウンド割引 - 復路が10%割引(利用不可の期間あり)
  • 会員割引(JAF会員、TS3、リロクラブ、船割サービス、THRU WAYカード、えらべる倶楽部)

[編集] ダイヤモンドフェリー瀬戸内海倶楽部

2008年3月に発足した、ダイヤモンドフェリー、関西汽船の中九州航路(阪神~松山~大分・別府)を1年に何度も利用する利用者向け会員制度。入会金1,000円を支払えば会員証が発行され、以降は乗船手続き時に会員証を窓口に提示すれば、所定の割引を何回でも受けることができる(乗船時に申込を行う場合は事前の予約が必要)。継続手続きは有効期限1年間の経過後、次の乗船時に新たに1,000円を支払えばよい。なお、南九州航路(大阪~志布志)および関西汽船の小倉航路(小倉~松山)、小豆島季節便(大阪~坂手)では使用できない。

カードの利用は会員本人に限られるが、会員本人のほかに同乗者がいる場合は、記名本人を含めて同時に5名まで利用可能。他の割引との併用は不可。また、繁忙期の利用制限や割引率が変更される期間がある(詳しくは公式サイトを参照)。

[編集] その他

  • 電話予約センターをはじめ大阪・神戸・別府・大分の各港や営業所などでは、社名を出さずに「フェリーさんふらわあ」と呼んでいる。
  • 合併で2007年7月にダイヤモンドフェリーの航路に加わった大阪~志布志航路(南九州航路)でも、社名の「ダイヤモンドフェリー」は表には出さず、単に「さんふらわあ」と呼称しているようで、電話予約センターでは、「さんふらわあ予約センター」と言っている模様である[要出典]
運賃の改定
  • 中九州航路では、2005年10月1日の燃料油価格変動調整制度を設定後、これまでに2005年10月、2006年10月、2008年4月、同7月にわたって運賃改定(同調整金変更による値上げ)が行われた。
  • 南九州航路では、2007年7月の会社合併にともなう運航開始後、これまでに2007年7月、同10月、2008年1月、同6月の4回にわたって運賃値上げが行われた。

[編集] 脚注

  1. ^ 「フェリーさんふらわあ」の大阪南港のりばを移転 - ダイヤモンドフェリーによるプレスリリース(2008年5月)
  2. ^ JAF会員向けには、このほか毎年春・秋・冬にJAFメイトプランと呼ばれる特別割引を実施している。通常は5月上旬~7月上旬、10月上旬~12月中旬・1月中旬~3月末に設定されることが多い。

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ



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