ジョアン4世 (ポルトガル王)
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ジョアン4世(João IV, 1604年3月18日 - 1656年11月6日)はブラガンサ朝の初代ポルトガル王(在位:1640年 - 1656年)。「再興王」(o Restaurador)と呼ばれる。
ポルトガルはスペイン・ハプスブルク家の王のもとで、スペインと同君連合となっていたが、スペインからの独立の気運が高まっていた。
革命の企てに一度躊躇するが、夫人のルイサ・デ・グスマンに「奉仕して一生を終わるより、統治して死ぬ方がましでしょう。」と励まされ、首謀者となる。
1640年12月1日、貴族40名らとともにテレイロ・ド・パソ王宮へ乱入、カタルーニャ叛乱で兵を手薄にしていたスペイン軍はなすすべもなかった。同年12月15日、リスボン大聖堂で即位した。
オランダ共和国に占領されていたアンゴラの一部とサントメ島を奪還した。
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