ジェラード・シュワルツ

ジェラード・シュワルツ（ジェラード・シュウォーツ）（Gerard Schwarz, 1947年 8月19日 - ）は、アメリカ合衆国の指揮者・トランペット奏者。1983年にシアトル交響楽団の設立に加わり、1985年よりその音楽監督を務める。

ニュージャージー州出身。両親はオーストリア人。ジュリアード音楽院を卒業後から1973年までニューヨーク・フィルハーモニックなどでトランペット奏者として活動し、その間1966年から指揮活動も始める。1982年から2001年までニューヨーク州のモストリー・モーツァルト・フェスティバルの音楽監督を務める。

シュワルツは新旧のアメリカ音楽の擁護者であり、シアトル交響楽団とDELOSレーベルに制作した数多くのアメリカ音楽を含む録音は、ほぼ100点に上る。ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団とは（あまり楽団員との関係は芳しくないと言われながらも）マーラーの交響曲全集やリヒャルト・シュトラウスの交響詩を録音した。