サラマンカ大学
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サラマンカ大学(スペイン語表記:Universidad de Salamanca)はマドリードの北東に位置する都市サラマンカにある大学である。スペイン最古の大学で、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、パリ大学、ボローニャ大学などとともにヨーロッパでも設立の古い大学の1つで「知識を欲する者はサラマンカへ行け」と言わしめた。2004年現在学生数約32,000の総合大学である。
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[編集] 歴史
1218年にレオン王国のアルフォンソ9世によって設立された。 酸化鉄を含んだ石造の建物はおびただしい装飾が施され、セルバンテスやイサベラ1世、フェルナンド1世の肖像のレリーフがあるほか、それを見たものは学業成就すると言われる蛙の乗った髑髏のレリーフもある。
大航海時代には、天文学などに基づいた航海計画が綿密に練られた場所となった。
1988年、サラマンカの旧市街とともにユネスコの世界遺産に登録される。
[編集] 学部
外国人がスペイン語を勉強するための"cursos internacionales"というコースがあり、ヨーロッパを中心に多くの国から学生が集まっている。そこでは、スペイン語の他に文化・歴史・経済を学ぶことができ、7月と8月には、日本語翻訳の授業も行なわれている。
[編集] 著名な卒業生
- ジュール・マザラン(17世紀イタリア後にフランスの政治家で、ルイ14世の宰相を務めた)
- オリバーレス伯爵ガスパール・デ・グスマン(17世紀スペインの宰相)
- カルデロン・デ・ラ・バルカ(17世紀スペインの劇作家)
- ミゲル・デ・ウナムーノ(作家・エッセイスト)
[編集] その他
学内には、1985年に当時の皇太子夫妻(今上天皇と皇后)が訪れたことを記念するラテン語の碑文がある。碑文には"AKIHITVM ET MICHIKAM IMPERII IAPONICI SERENISSIMOS PRINCIPES VNIVERSITAS LAETA RECEPIT 28 FEBRVARII MCMLXXXV" (本学は、日本帝国の皇太子殿下ならびに同妃殿下である明仁と美智子を喜びをもって迎えたり。1985年2月28日)とある。
[編集] 関連項目
- トュナ:学生による大道芸。学費を稼ぐために、この大学で始まり、スペイン各地に広まった。
[編集] 外部リンク
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