コレギウム・ムジクム・テレマン
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コレギウム・ムジクム・テレマンは、1963年、指揮者・オーボエ奏者の延原武春によって創設された、日本では数少ない、そして最古の歴史を誇る、国際的なバロック音楽総合演奏団体である。正式な名称は「日本テレマン協会」で、その傘下に「テレマン室内管弦楽団」、「テレマン室内合唱団」、「コレギウム・ムジクム・テレマン(C.M.T.)」、「バロック・コア・テレマン」、「シンフォニエッタ・テレマン」という5つの演奏団体があり、更に「日本テレマン協会後援会」、「テレマン友の会」、「日本テレマン協会オフィシャルクラブ“照翁の会”」という3つの支援団体がある。
関西を拠点に世界的に活動している。コンサート会場に大正期の社交倶楽部建築である大阪倶楽部、昭和初期のネオ・ゴシック・カテドラルである夙川カトリック教会、明治期のネオ・バロック宮殿風建築である京都国立博物館など、歴史的建造物を選定し、バロック時代の雰囲気の再現に務めていることでも知られる。音の小さな古楽器のコンサートを2000人収容の大ホールで行うような無神経な楽団も少なくない中、これは極めて有意義なことである。
テレマン室内管弦楽団はモダン楽器使用時の、そしてコレギウム・ムジクム・テレマンは古楽器使用時の名称であるが、一回のコンサートでバロックピッチの古楽器、古典派期のピッチでの古楽器、そしてモダン楽器を使い分けるなど、日本では他の楽団の追従を許さない演奏水準と企画力を持つ。
最近ではミュージックディレクターの中野振一郎がチェンバロを弾きながら指揮を受け持つことが多い。また合唱部門はテノールの畑儀文が指揮者を務めている。