オクラホマミキサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オクラホマミキサー(Oklahoma Mixer)とは、アメリカ合衆国オクラホマ州で生まれたフォークダンス専用の音楽であり、アメリカ民謡でもある。日本の小学校や中学校では、運動会などで行われるフォークダンス、または椅子取りゲームの音楽としてよく使われている。この曲の別名(英語での正式名称)は『わらの中の七面鳥』(Turkey in the Straw)。
日本でも日本国外でも非常に有名な曲であるが、メロディは知られていても曲名まではあまり知られていない。また、歌詞も英語・日本語ともに存在する。
目次 |
[編集] 曲の特徴
アメリカ民謡のなかでもこの曲は、はずんだリズムが多く、多くのアメリカ民謡とはリズムが異なる曲でもある。
[編集] この曲を使用した作品
[編集] 映画
オクラホマミキサーが使用されている映画は数多くあるが、スピーディーな映画ではあまり使われず、遊牧民映画やコメディ映画などののんびりとした映画で使われること多い。
[編集] ドラマ
[編集] バラエティ
- シャボン玉ホリデー - ザ・ピーナッツら出演者が本曲に合わせフォークダンスを踊っているシーンから始まり、長調から短調への転調部分で突然曲が若山彰の「喜びも悲しみも幾歳月」に変わった途端、スタジオ内が暴風雨となって燈台守に扮した植木等が「喜びも - 」を歌いながら登場、お約束の「お呼びでないね、こりゃまた失礼いたしました!」のオチで締めるコントが放送されたことがある。奇しくも、植木は後年「喜びも - 」が主題歌に使われた同名映画(1957年)のリメイク作「新・喜びも悲しみも幾歳月」(1986年、オリジナルと同じ木下惠介監督作品)での好演が認められ、日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞した。
[編集] ゲーム
- プレイステーションポータブル(PSP)用ソフト「パロディウス ポータブル」に収録された「極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~」の1面のBGMで使用されている(PSP版だけの差し替えである)。アップテンポな曲にアレンジされている。
- MSX用ソフト「マウザー」のBGM。
[編集] ラジオ
- 伊集院光 深夜の馬鹿力 - ラジオ青春アニメ劇場・燃えろ!ヒカル…第11話「オクラホマミキサー部に燃えろ!」の回で使用。オクラホマミキサー部の活動が「オクラホマミキサーのリズムに乗って相手の急所を突く格闘技」だったため、のんびりとした曲調に合わせて同部主将の地獄瓦にヒカルがボコボコにされたり、逆にカオリが地獄瓦を叩きのめしたりと、ある意味シュールな展開がなされた。
[編集] コマーシャル
- ロッテ「ホカロン」(1978年) - 世界初の使い捨てカイロとしての新発売当初からしばらくの間使用された。
- ハウス食品「ハッシュドビーフ」(1980年代後半ごろ) - 「あらこんなところに牛肉が」という歌詞がついていたが、これに対し放映当時は冷蔵庫の管理が出来ていない主婦として否定的な評価もあった。
- アース製薬の入浴剤「バスロマン」
- 宝くじのスクラッチくじ