OpenCL
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OpenCL(おーぷんしーえる、Open Computing Language)は、アップル社のMac OS X v10.6に搭載される予定の、C言語をベースにしたGPGPU(General-Purpose computing on GPUs、GPUを用いた汎用計算)技術である。
2008年6月10日(日本時間)のWorldwide Developers Conferenceで、Mac OS X v10.6(コードネーム:Snow Leopard)に搭載される予定であると発表された[1]。
標準化団体クロノス・グループの2008年6月16日に発足したワーキンググループ 'Compute Working Group' において、OpenCLはオープンスタンダードとして提案された[2]。Compute Working GroupはGPUとCPUのヘテロジニアス(異種混在)な計算技術のロイヤリティフリーな標準化を目的としており、発足時点では3Dlabs、AMD、アップル、ARM、Codeplay、エリクソン、フリースケール・セミコンダクタ、Graphic Remedy、IBM、Imagination Technologies、インテル、ノキア、NVIDIA、モトローラ、QNX、クアルコム、サムスン、Seaweed、テキサス・インスツルメンツ、スウェーデン・ウメオ大学が参加している。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ アップル、Mac OS X Snow Leopardをデベロッパにプレビュー、2008年6月10日
- ^ Khronos Launches Heterogeneous Computing Initiative、2008年6月16日