BP (企業)
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種類 | public limited company | |||||||||
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市場情報 |
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本社所在地 | イギリス ロンドン、セント・ジェームズ・スクウェア1 |
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設立 | 1909年 (アングロ-ペルシア・オイル・カンパニー・リミテッド) |
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業種 | 石油・石炭製品 | |||||||||
事業内容 | 石油・天然ガスの探査、開発および生産 関連するパイプライン、輸送および加工業務 原油、石油および化学品の供給や取引、精製、販売および輸送 |
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代表者 | A.B.ヘイワード (グループ最高業務執行役員) |
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資本金 | 52億1,585万6,102ドル (2007年12月31日現在) |
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売上高 | 2,843億65百万ドル (2007年12月31日終了事業年度) |
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総資産 | 2,360億76百万ドル (2007年12月31日現在) |
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従業員数 | 約97,600人(2007年12月31日現在) | |||||||||
決算期 | 12月31日 | |||||||||
主要株主 | ギャランティ・ノミニーズ・リミテッド 28.51% HSBC グローバル・カストディ・ノミニー UK リミテッド、アカウント-357206 2.91% チェース・ノミニーズ・リミテッド 2.83% (2007年12月31日現在) |
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外部リンク | www.bp.com(英語) www.bpjapan.com(日本語) |
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BP p.l.c.(日本名:ビーピー・ピーエルシー)は、イギリスに本拠を置くエネルギー関連企業。国際石油資本(メジャー)のひとつ。 ロンドン証券取引所、ニューヨーク証券取引所、東京証券取引所第一部(外国部)に上場している。
BPはBritish Petroleum(ブリティッシュ・ペトロリアム、英国石油)の略であったが、2001年に正式名がBP(ビーピー)となった。
[編集] 事業内容
原油の採掘から精製、小売りまで世界中で手がける一方、他のメジャーと同じく、天然ガスの生産や天然ガス利用の発電事業、太陽光発電、風力発電、石油化学製品の製造・販売などを行っている。2006年末現在のSEC(U.S. Securities and Exchange Commission)基準の保有埋蔵量は原油換算で177.7億バレル(うち石油は97.8億バレル)、06年の生産量は原油換算で392.6万バレル/日(うち石油は247.5万バレル/日)。いずれも、サウジアラムコ等の国営石油会社を除く民間石油会社の第二位にランクされる(第一位はエクソンモービル)。
日本ではBPとカストロールの両ブランドを扱っており、BPジャパン株式会社で船舶用燃料と潤滑油、工業用潤滑油などの石油製品の販売、ならびに天然ガス販売のマーケティング、石油化学製品の販売などを手がけている。自動車用エンジンオイル事業は現在ビーピー・カストロール株式会社(東証一部上場)で行っている。
[編集] 沿革
- 1909年 -ウィリアム・ノックス・ダーシー (William Knox D'Arcy) がアングロ・ペルシャン・オイル・カンパニー (APOC) を設立、イランの油田操業を開始。
- 1914年 - イギリス海軍と燃料供給についての長期契約を締結。イギリス政府がBPに200万ポンドを投資し、2/3の株式を取得。
- 1935年 - アングロ・イラニアン・オイル・カンパニーに改称。
- 1954年 - ザ・ブリティッシュ・ペトロリアム・カンパニー・リミテッド (The British Petroleum Co Ltd.) に改称。
- 1987年 - イギリス政府がBP株 (31.5%) を市場に放出し完全民営化。
- 1999年 - アメリカの石油会社アモコ (Amoco) と合併し、BPアモコ (BP Amoco plc.) となる。
- 2000年 - カストロールを買収。
- 2001年 - 社名をBP plc. に変更。
[編集] 外部リンク
- BPジャパン (日本語)
- BP Global (英語)
- BPオイル ホームページ (日本語)