BAP-SBP
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SBP(BAP-Samahang Basketbol ng Pilipinas)は、フィリピンにおける国内バスケットボール統括組織である。プロリーグであるナショナル・バスケットボール・カンファレンスの運営も行っている。
[編集] 歴史
フィリピンバスケット協会(BAP)として設立され、1936年、国際バスケットボール連盟(FIBA)に加盟。
フィリピンのバスケは長らくBAPが統括しており、バスケを国技として人気を得るまでにのし上げ、支え続けた。
ところが、2005年に入ると、ナショナルチームの招集を巡り、フィリピンプロバスケットボール協会(PBA)を始めとする各連盟間の対立が激しくなった。その為BAPはフィリピンオリンピック委員会(POC)から資格停止を受け、一度オリンピックへの道を閉ざされる。
その後別の団体としてフィリピンバスケットボール連盟(SBP)を発足しFIBA加盟へ動いたが認められず。7月よりFIBAから資格停止となり、国際大会からも締め出された。
その間、自国開催の東南アジア競技大会が行われていたが、国技であるバスケットボール競技は開催されない最悪の事態となった。
2007年、BAPとSBPが統合。新団体BAP-SBPが誕生し、BAPに代わりFIBAの資格を得た。