高城和義
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高城和義(たかぎ かずよし, 1942年-)は、日本の社会学者。帝京大学文学部教授。法学博士。
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[編集] 略歴
宮城県生まれ。1965年、東北大学法学部卒業後、名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。 専門は、医療社会学、政治社会学。タルコット・パーソンズ研究の第一人者として挙げられる。 名古屋大学法学部助手、日本福祉大学社会福祉学部専任講師、岡山大学法学部教授などを経て、1998年より東北大学文学部教授(社会学)。また、この間には、カリフォルニア大学バークレー校東アジア研究所客員研究員、ウォータールー大学客員教授、ブリティッシュ・コロンビア大学客員研究員などを歴任。
2000年より、東北大学大学院文学研究科教授。2006年3月定年退官後、帝京大学文学部教授に就任。現在に至る。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『パーソンズの理論体系』(1986年、日本評論社)
- 『現代アメリカ社会とパーソンズ』(1988年、日本評論社)
- 『アメリカの大学とパーソンズ』(1989年、日本評論社)
- 『パーソンズとアメリカ知識社会』(1992年、岩波書店)
- 『パーソンズ――医療社会学の構想』(2002年、岩波書店)
- 『パーソンズとウェーバー』(2003年、岩波書店)
[編集] 共編
- (窪田暁子)『福祉の人間学――開かれた自律をめざして』(2004年、勁草書房)
[編集] 訳書
- アントニー・D・スミス『ネイションとエスニシティ――歴史社会学的考察』(巣山康司ほかと共訳)(1999年、名古屋大学出版会)
- タルコット・パーソンズ『人間の条件パラダイム――行為理論と人間の条件 第四部』(富永健一ほかとの共訳)(2002年、勁草書房)
[編集] 外部リンク
- 公式ページ (帝京大学文学部)