赤穂神社
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赤穂神社 | |
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所在地 | 奈良県奈良市高畑町1320 |
位置 | 北緯34度40分36.8184秒東経135度50分33.6696秒(世界測地系) |
主祭神 | 天児屋根命 |
赤穂神社(あこうじんじゃ)とは、奈良県奈良市にある神社である。式内社。
「延喜式」所載の神社で、二月堂のお水取りの際に読み上げられる神名帳にも「赤穂明神」とある。
天武天皇6年(678年)4月14日に十市皇女を、天武天皇10年(682年)に氷上娘を「赤穂」の地に葬ったと日本書紀に書かれており、その赤穂としてこの地が有力とされている。
目次 |
[編集] 祭神
天児屋根命を主祭神とし、天満宮・弁才天を合祀した社を併置している。
「高貴の姫君を祀る」との口碑伝承もあり、女性守護の霊験があるとされている。
[編集] 歴史
もとは「桜田」とよばれる一帯で、桜の名所としても知られ数百坪程の社地があったという。
明治維新を機に荒廃し、200戸近い家々・禰宜の大半が離散し築地塀のみが虚しく残ったといい、堀辰雄らが哀惜の詩文を残したとされる。これを嘆いた地元の有志によって復興が進められ、天満宮と弁才天社を合祀して赤穂神社の左に配し、二社並存という形とした。
1930年、この近所にある新薬師寺のそばの鏡神社の別社として現在に至る。