衛星放送協会
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社団法人 衛星放送協会(しゃだんほうじん・えいせい・ほうそう・きょうかい)は日本のCSを利用した専門チャンネルの統括社団法人団体である。
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[編集] 主な概要・役割
同協会はCS放送が始まる頃(1980年代中盤ごろ)に「CS放送協議会」として設立、その後スカイパーフェクTV!の開局により専門チャンネルが増加したところで、総務省(郵政省)所轄社団法人として現団体名となった。
主な役割として
- 衛星放送事業の確立と普及促進
- 衛星放送の番組向上と放送倫理の高揚
- 衛星放送の番組、経営、技術などの研究・調査、並びに関係する団体・省庁との連絡などが挙げられる。
[編集] 会員
- 会員には正会員と賛助会員とがあり、正会員は主に専門チャンネルの事業者等が、賛助会員は衛星の管理会社、アンテナやチューナーの製造メーカー(電機メーカー)、ケーブルテレビの統括団体等が加入している。
[編集] 主たるキャンペーン事業
- 放送番組不正ダビング防止キャンペーン 放送番組を売買目的でビデオテープやDVDへコピーしたり、あるいはインターネットで無断公開すると著作権侵害で処罰されることを周知徹底することを目的に開催されている
- CO2削減・ストップ!温暖化キャンペーン 地球温暖化の直接原因とされる二酸化炭素を削減するための取り組みに市民に協賛してもらうためのキャンペーン
- 飲酒運転撲滅キャンペーン 田中好子等を起用し、飲酒運転とそれによる交通事故をなくそうという趣旨で行っている
- 警察署の面会室で面会する死亡事故加害者の家族が、涙ながらに事故の犯罪性を訴える内容。『子供編』と『新妻編』の2編が制作された。共にキャッチコピーは「それでも飲酒運転しますか? - 飲酒運転。しない。させない。」(2008年1月下旬から一時スポットCMを中止中)
- CS効果キャンペーン 視聴者がスカパー!などCS衛星放送やケーブルテレビの多チャンネル放送を見て、どのような変化があったかを募集する