薩摩鶴田駅
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薩摩鶴田駅(さつまつるだえき)は、鹿児島県薩摩郡鶴田町鶴田(現・薩摩郡さつま町鶴田)にあった日本国有鉄道(国鉄)宮之城線の駅。有人駅。
薩摩鶴田駅は、通学や通勤の足としてはもちろん、鶴田ダム建設のための資材輸送にも活躍した。しかし、急激な自動車社会への移行により利用者は徐々に少なくなり、1987年1月10日の宮之城線廃止に伴い廃駅となった。廃駅後は「鶴田鉄道記念館」が建設され、自由に館内を見学することができるようになった。
[編集] 沿革
- 1934年(昭和9年)7月8日 - 開業。
- 1984年(昭和59年)6月22日 - 宮之城線が第2次特定地方交通線として、廃止が承認される。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 全線(川内駅〜薩摩大口駅(66.1㎞))の貨物営業が廃止される。
- 1987年(昭和62年)1月10日 - 宮之城線が廃止になる。廃止に伴い、バス(南国交通)に転換される。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
宮之城線(廃線) |
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